ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

瑠璃通信2部 108 夫がマジギレ

これまで色んな講演を果たしてきたが、いつも直前まで詳細を知らされず、夫はいいかげん頭にきていた。ことにラジオパレルモ出演に関しては、詳細どころか、出るのか出ないのかさえ、2日前まではっきりせず、友人との食事の約束をキャンセルした方がいいのか決めかね、夫はむろん私までイライラがつのっていた。
ラジオ出演の後、上司のアナさんから、10月15日にサンテルモのオンブズマン会館で「環境に於ける企業の責任」というテーマの講演会があり、夫は「プラスティックのリサイクル」について講演を担当することになっている、と言われびっくり。
事前に夫の了承どころか何の連絡もないままに、パンフレットに夫の名前とタイトルが載っていることが分かった。
アナさんが「私も知らなかった」と言うのを聞いて、夫はついにプッツン。
「ひとをバカにしている、絶対にお断りする」と、ついに宣戦布告。あわてたアナさんがあれこれ調べた結果、オンブズマンで作った講演依頼の案件下書きがそのまま印刷されてしまったらしい。
アナさんから「全面的に私の責任です。ミル・ディスクルペ(千回のお詫び))」と言うメールが来て、夫はやっと機嫌を直したけど、夫が怒るのも無理ないよ。まるでチェスのコマ扱いだもんね。
ブエノスアイレス大学の教授をしている友人に話したら、信じられないことだが、アルゼンチンではこういうことはしょっちゅうあるのだそうだ。夫の仲間のHさんも同じような目にあっているらしい。
「朝、職場に顔を出したら、いきなり、今日はどこそこへ行く、だもんね、」と、こぼしておられた。
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                            オンブズマン会館での夫の講演
講演の方はと言えば、アルゼンチンでは最近、環境問題への関心が急速に深まっているので、質門が続出。夫は講演を重ねるにつれ上手になり、鋭い指摘にも堂々と対応できるようになったので、見直しちゃった。
「付け焼刃 重ねるうちに 本物に」   お粗末な一句
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コロン劇場前公園で見かけたアルゼンチン版「珍風景」
野外コンサートの譜面台に植えられた雑草。いったい誰が何のために?
by ruriwada | 2010-11-04 08:11 | Comments(0)