ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

瑠璃通信2部 79 キト② 赤道碑

昨夜の高山病がうそのようにすっきり目覚めたが、今日はさらに高地に行くので、念のためにコカ茶をペットボトルに詰めて持参。朝、化粧をしようと、チューブ入りのクリームの蓋を開けたとたん、中身が半分ほど飛び出した。気圧が低いせいだ。ペットボトルも水を一杯入れると爆発するらしい。おおこわ!
今日は市内ツアー。同行者はコロンビアのご夫婦二人。赤道直下なのに高度のせいか肌寒いぐらいだ。町行く人も殆どジャンパー姿。
キトはインカ帝国のクスコに次ぐ第2の都市として栄え、インカ帝国滅亡後、キリスト教布教の中心地として発展したのだそうだ。古い教会が沢山あり、世界遺産に登録されている。
スペイン人は土着のインディオの教育のために美術と彫刻の学校を建てたので、キトは芸術の都として知られるようになり、多くの芸術家を輩出したそうだ。
周りを山で囲まれたすり鉢状の底にあり、郊外は急な斜面で道が45度位の坂道だ。車はこの坂道を上って行くので怖い。
底部の平らな市内には金持ちが住み、高い場所ほど土地が安いので貧乏人が住んでるそうだ。標高3016メートルのパネシージョの丘上には天使のように翼を広げた大きなマリア像が立っている。
独立広場ではデモの最中。アルゼンチンじゃデモは日常茶飯事だが、エクアドルよ、おまえもか。広場に隣接する大統領府前には警官隊が立ち並んでいる。
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             大統領府前の警官隊。はるか後方の山の上に見えるのは有名なマリア像
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              大統領府の衛兵交代式を見る事が出来た。
広場では何人もの靴磨きの少年が箱をかかえて観光客の後をついて回る。夫もしつこくつきまとわれた。
しかし全体としてキトの住民は穏やかでのんびりして見える。広場中央のライオン像が鎖の一片を口にくわえている。スペインの支配から解き放たれた事を意味してるのだそうだ。
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市内ツアーの後は赤道記念碑へ。高さ30メートルの塔が立っていて、エレベーターで上ると赤道の村を360度見渡せる。
下りは階段を下りるのだが、塔は9層になっていて、各層にエクアドル各地のインディオの生活様式が部族ごとに展示されている。
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赤道をはさんで夫側が南半球、私は北半球。この後夫婦別れ?
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赤道記念碑の上から。真ん中の黄色い線が赤道を示している
昼食は又昨日と同じシーフードレストランへ。ホテルに帰る途中、けんか騒ぎ。若い女性が「パパー、パパー」と泣き叫びながら通りを走っている。日本じゃあまり見慣れない光景だろうなあ。
夕食はホテルの寿司店。3時からガラスケースの中にネタが並べられていたのだが、8時頃行っても、誰も先に食べた気配はない。あのネタ、鮮度は大丈夫かいなあ・・と思いつつ。それに日本人の寿司職人でもいるのかと思ったら、握ってくれたのはエクアドル人だった。美味しいと言ったら、嬉しそうだった。日本で就業したのか聞きそびれた。
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                  寿司職人
今日は道中ずっとコカ茶を飲んでいたせいか高山病にはかからなかった。酔い易い夫がかからないのが不思議だ。
本人いわく、「ワインで酔っぱらってるから高山病にはかからない」そうだ。
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                        エクアドル名物のマサパン人形
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ホテルフロントのデスクは全てガラス張りで中に赤い豆が詰まっている
Commented by yoiko at 2010-06-29 19:42 x
 高山病たいしたことがなく よかったですね。北半球と南半球はあるところってあるんですね。ご主人もやせられてよかったっですね。
 うちの とううちゃんもブエノスにきて血圧が下がったとかいっています。でも ワインが安いので まいにち飲んでいますが・・・
Commented by ruriwada at 2010-06-29 22:49
うちのとうちゃんもメタボ卒業を告げられたとたん、「これからなんでもバリバリ食うぞ」と、大いに飲み食いをしています。全く困ったものですよね。アルゼンチン人男性のレディーファーストの習慣だけは見習って欲しいのですが、これだけはなかなか見に着かないようです。
by ruriwada | 2010-06-28 04:14 | Comments(2)