ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

瑠璃通信2部 55 セイボ会

4月23日、金曜日、セイボ会の秋の総会がプエルトマデロのホテルマデロで行われた。セイボ会(セイボはアルゼンチンの国花)は日本大使夫人を名誉会長とする、ブエノスアイレス在住日本女性の会で、会員は現在約90人。
月に一度、ブエノスアイレス市内および日帰りできる近郊の名所巡り、ワインテイスティング、陶器製造所見学、ボーリング大会や講演会などがある。もちろん美味しい食事つきなので毎回楽しみにしている。その他、年に数回バザーもやって収益金は慈善団体に寄付している。
今回はマジックショーつきだった。行く時、130番のコレクティボに3台無視され頭に来たが、乗った4台目のバスでは青年が席を譲ってくれ、運転手も下りる場所をちゃんと教えてくれたので、機嫌を直した。
プエルトマデロ地区は、地元の人に言わせば「オトロ ムンド(別世界)」
市内は大理石やレンガの作りのヨーロッパ風の、豪壮だが古色蒼然とした建物が多いが、ここは近代的なビルが立ち並び、公園も整備されていて、風光明美で垢抜けした地区だ。
ウルグアイ行きの船はここから出る。運河沿いにはレストランが立ち並んでいる。
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  運河沿いのレストラン街
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             レストラン街の裏

ホテルマデロは運河を渡ってすぐ左手にあった。
マジシャンはハンサムで陽気でやたら愛想の良い青年だ。ハトを出したりの派手な芸はなかったが、観客を次々巻き込んでのパフォーマンスは楽しかった。
しきりに冗談を言うのだが、私には良く分からない。皆がどっと笑うので、分かった振りをして私も笑う。若い人たちは2年も暮らしてりゃスペイン語が達者になるが、この年になると、右の耳から入った単語は頭に留まらずに左の耳から抜けて行ってしまう。情けないったらない。
終了後写真撮影となったが、シャッターを押すのは件のマジシャン。もしかして、一瞬にして全員消えちゃったりして・・
最後にカメラをボーイさんに渡して、マジシャンも記念撮影に飛び込んだので皆大喜び。サービス精神満点だ。
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ホテル前にパロボラチョの並木があったので、まだパラボラチョを知らない方に写真をお見せしよう。
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パロボラチョの花と実。冬にはこの実が割れて中から白い綿が飛び散る
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      青年期には幹にトゲがある
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              これは少し中年。もう少し年をとると幹がビヤダルみたいになる。
Commented by よいこ at 2011-02-23 06:09 x
 おはようございます。
まだ時差ぼけで。朝の4時からおきています。
パラボラチョの木のこと、青年期にはとげがあるんですね。


 
プエルトマデーロいいですね。
さむくって寒くって 毎日ふるえてます。
by ruriwada | 2010-04-25 20:37 | Comments(1)