ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

瑠璃通信2部 53 珍客万来

3月30日にブエノスに戻って以来、来客続きだ。毎週水曜日はブエノスアイレス大学の建築科教授のIさんが日本語を習いに来る。
土曜日は7人の日系2世に家で日本語と日本の家庭料理を教えている。
3月末に私の友人K(年はかなり下だが)がアルゼンチンに新規赴任して来て、友達を連れてすでに3回も我が家にやって来た。
こいつがウワバミ並みの呑み助で(一応女性だが)、この日曜には4人で来たが、正午から6時まで食べ続け飲み続け。こんな連中と対等に付き合ってちゃ体がもたん。
kはこれまで20年間、アフリカやカンボジャなどの途上国を渡り歩いてきた変わり種。日本滞在中もしょっちゅう電話が来たけど、北海道、九州、四国、沖縄からと、いつも居場所が違う。カプセルハウスで寝泊まりしての文字通り住所不定だ。
類は友を呼ぶと言うが、連れて来た友達(40代女性)も数年間エスキモーの村で暮らし、トナカイの解体まで引き受けていたと言う珍種だ。
明後日からはエルサルバドルとメキシコから、日本人女性2人が我が家に5泊の予定で来るが、二人とも初対面だ。はてさて今度はどんな珍種がやって来るのやら。
アルゼンチンに限らず、外国で暮らしてると、日本語恋しさ、日本料理恋しさから、主婦のいる家庭は日本人のたまり場になってしまう。
おまけに、親戚、知人どころか、そのまた知人とかまで「泊めて」と言ってくるから、まかないつき無料ホテルと化してしまうのだ。
お金と体力を大量消費するけど、地球の裏側まで流れて来る連中は奇人変人揃いで、皆とてもユニークな人生経験があって話を聞くのが楽しい。
まさしく「友、遠方より来たる、また楽しからずや」だ。
それにしてもちと、フトコロが痛い
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街角風景  ブエノスアイレス市内にはまだこんなレトロな車が現役で走っている
Commented by よいこ at 2010-04-14 07:59 x
 たくさんのお客さんで楽しそうですね。やっぱり、よいこをすぐに受け入れてくださった、瑠璃さんのお人柄でしょう。家にいろんな人が来るのはたのしいですよね。
 日本は おとといは真冬のよう、昨日は春のよう、今日は寒い 、母の日のカーネーションが日照不足で咲かないらしいです。桜も散っています。
 このバス レトロですね、セントロを走っているのですか。
Commented by ruriwada at 2010-04-14 23:40
よいこさん。気候が不安定なのはこちらも同じです。コートが必要な程寒い日があったと思ったら、翌日は28℃になって夏に逆戻りです。
ブエノスの物価上昇はすさまじく、毎日のように地下鉄ストやデモが行われています。でも一般大衆は相変わらずのほほんとしています。このレトロの車は家の前の道路で見かけたのですが、バスとしてではなく、配達の車でした。でも郊外ではこんなバスもまだ走っています。
by ruriwada | 2010-04-14 02:55 | Comments(2)