ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

瑠璃通信2部 37 チリ旅行⑤ アリガトと言われても・・

プエルト・ナタレスを9時発の定期観光バスで又、プンタ・アレナスに戻る。途中10軒ほどの家のある村が1カ所だけ、あとは無人のパンパだ。昼頃、先日と同じアルマグロホテルに着いたら、ちょうど観光バスが着いたところで、どやどや大勢人が下りて来た。
その中の数人が私を見て嬉しそうに「また会いましたね」と声をかけてきた。どうやら昨日のパイネツアーのメンバーのようだが、東洋人は私達だけだったので向こうは覚えていたが私には見覚えがない。でもいかにも覚えていたかのように挨拶を返す。
ホテルの目の前はマゼラン海峡だ。海岸を散歩していたら、天気なのに小雨が降って来た。ここの天気は変わりやすい。相変わらず冷たい風もビュービュー吹いている。真夏でこの寒さだから、冬はマゼラン海峡は通れるのだろうか?
瑠璃通信2部 37 チリ旅行⑤ アリガトと言われても・・_f0135018_2327361.jpg

         プンタアレナスの街を散歩中、店頭のピエロの人形から突然「コンニチワ」                      と声をかけられギョッとしたら、何と本物だった。
部屋に荷物を置いてすぐ、フロントで「魚を食べれるレストラン」を教えてもらって、テネドールリブレ(ビュッフェスタイル)の「Arco Iris(虹)」へ昼食を食べに行く。中国系の店で、夫は中華料理が好きなので気に入ったようだが、チリの南端まで来て中華料理とは・・
瑠璃通信2部 37 チリ旅行⑤ アリガトと言われても・・_f0135018_23312453.jpg

        テネドールリブレのレストラン「アルコ・イリス」
その後、マゼラン地域博物館に行ったら日曜は2時までで、10分過ぎていて入れなかった。お土産を買ったりしながらホテルに帰る途中、夫と離れて無人の公園を通ったら、木の陰で放尿中の若者とばったり鉢合わせ。あわてて背を向けると背後から日本語で「アリガト」
照れくささに、思わず、たった一つ知ってる日本語が出たのだろう。
返事を返す訳にもいかず、声を出さずに笑っていたら、合流した夫が「なんだ?」と聞く。説明したら「こちらこそありがとうって言ってやれば良かったじゃないか」ときた。
全くもう!洋の東西を問わず、男ちゅうもんは・・・
プエルトナタレスには魚市場はあるが、魚を売るだけで、中で食べる事は出来ないそうだ。その代わり市場直営のレストランがあると言うので、夕飯はそこに行く。その名もずばり「El Mercado」ここにもウニやカキはない。シーズンオフなのだそうだ。ここのマリスコスープはカニも入っていて盛りだくさんで美味しかった。
瑠璃通信2部 37 チリ旅行⑤ アリガトと言われても・・_f0135018_23334553.jpg

              マリスコスープ
by ruriwada | 2010-02-13 23:37 | Comments(0)