ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

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9月14日(水)
水曜日に日本語を習いに来ているIさんからランチに招待され、ビセンテ・ロペスのご自宅へ伺う。バスは152番か130番。130番はうちのアパート前を通るのだが、行き先が3方面あってややこしい。152番は1キロ程歩くが、全部同じルートだし本数が多いので152番にした。
サンマルティン広場から乗ったが、約1時間の距離で、料金がたったの1ペソ70センタボ(30円)だって。
「え?そんなに安いの?」と思わず言ってしまったら、運転手が苦笑い。市内が空いていたので45分で着いた。ここまで来ると、さすが田舎町風だ。Iさん夫婦は普段は同じビセンテロペスのマンションに住んでいるが、ここは奥さんの実家。先年一人住まいをしていたお母さんが90才で亡くなり、今は20代の娘さんが一人で住んでいる。
日系1世の典型的住居と言うので興味深い。ウナギの寝床の様な縦長の敷地に30坪ほどの前庭、4LDKの平屋だが、裏庭に階段があり屋上も使えるようになっている。裏庭はかなり広く、アサド用の炉や流しがあってパーティが出来るようになっている。庭の一番奥の、裏の家との境は全面、部屋付き物置きだ。
2度強盗に入られた事があるそうだ。アルゼンチンで知り合った、一戸建て住宅住まいの人達のほぼ全員が強盗に入られた事があると言う。
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                                   ビセンテ・ロペスのIさん宅
美味しいチキンのミラネサをご馳走になって3時半に辞去。4時半からラジオパレルモに夫が生出演する事になっているので、又152番のバスに乗り、カビルドの地下鉄カランサ駅前で下車。数百メートル歩いてラジオ局に丁度4時半に着いた。
夫が最近、環境教育用の本を出版(勿論、日本語で書いたのを通訳のリサがスペイン語に翻訳してくれた)したので、夫にインタビュー依頼があったのだ。夫は昨年も出演した事があり、2度目だ。
無事放送を終えて、帰りは上司のアナさんにプラサイタリアまで車で送ってもらい、そこからバスで帰った。
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                                夫がラジオ・パレルモに生出演
9月15日(木)
日本文化センターで夫の本の出版記念講演。70名ほど聴きに来られたので感激した。終了後に本へのサイン会(本は勿論無料だが)。夫は最初恥ずかしがって断ったが、周囲から再三催促されて照れくさそうに応じた。何しろサインなどするのは生まれて初めての経験なのだ。
ほぼ全員が並んで順番に本にサインを求めるのにはびっくり。夫の人生最高の出来事だろう。私も何やら有名人の奥さんになった気分をちょっぴり味わった。
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                                        本へのサイン会
9月16日(金)
今日は私の最後のパレルモレディースだ。ベルグラーノのメンドーサ通りのアルゼンチン料理店「1810 Cocina regional Argentina」
エンパナダもウミタもロクロも皆とても美味しかった。それに安い。お湯沸かし器が壊れたとかで、コーヒー、紅茶が作れないと言う、いかにもアルゼンチン的おまけつき。
パレルモレディースの皆さんには4年間、本当に美味しいアルゼンチンを堪能させて頂いた。最もメンバーはほとんど入れ替わっているが。
by ruriwada | 2011-09-23 07:15 | Comments(0)
9月10日(土)
日本語と日本料理を教えてきた生徒さん達7人とその友人1人がアサドに招待して下さった。ロドリゲス通りの、コルドバ通り近くにあるパリジャ店で美味しいアサド(焼き肉)をたらふくご馳走になる。
ASAR とは直火で焼くこと。チョリソー(巨大ソーセージ)、牛の臓物、牛肉、ブタ肉、鶏肉などの直火焼きを盛り合わせた物がパリジャ。網焼きがパリジャ、炭火の周りに肉を棒に刺して立てて焼くのがアサド、と言う人もいる。
勿論メインは普通牛肉だが、子豚や子羊の丸焼きの時もある。
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9月13日(火)
朝からコレクティボ(市内バス)と列車2台の衝突のニュース。何番のバスだろう?えー、92番だって?私がセントロ日系に行くため毎週乗ってるやつじゃん。やっぱりなー。
バスの運転の乱暴さ、おしゃべりに熱中してのわき見運転にいつもヒヤヒヤさせられて、いつかは事故るんじゃないか思ってたんだ。
ところが人に話を聞くうち、運転手のせいではないと分かった。
衝突現場の踏切の遮断機は45度までしか下りず、信号は年中故障。列車が来なくても赤のままだから、ドライバー達は信号が赤でも左右を見て渡っていたんだって。おまけに最近そばで工事を始めたので視界が遮られ、列車の来るのが見えない。
この日は交通整理がいたが、事故の10分前にどこかへ行ってしまったらしい。バスは直前をタクシーが渡ったのでその後に続いて踏切に入ったようだ。車体が半分入った時点で列車が来て衝突、運悪く反対線にも列車が来たから、大勢の死傷者を出す大惨事となってしまった。
鉄道会社は怠慢、交通整理は無責任、運転手は信号無視・・まったくあきれてしまう。さらにこの二日後、今度はバス2台とミキサー車が衝突した。何おか言わんや。

さて、火曜はマキシとの交換授業。終了後ラバジェに土産を買いに行く。コロン劇場そばの職場へ戻るマキシと乗るバスが同じなので一緒に家を出る。マキシは「私の歩き方は早すぎますか?大丈夫ですか?」としきりに気を使ってくれる。おまけに私のバス代まで払ってくれた。ルンルン気分。
観光客のメッカ、フロリダ通りと交差する歩行者天国のラバジェはフロリダ通りに比べて物価が安いが、ここでも土産物品は値段がこの前来た時の倍になっていた。
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                     サンマルティン広場を通ったら、綺麗なオブジェが沢山並んでいた。
by ruriwada | 2011-09-20 09:09 | Comments(0)
9月3日(土)
エスコバル在住の日系人T夫妻が、私達夫婦とボランティア仲間のN夫妻を「テマイケン動物園」見学に招待して下さった。
朝7時半に家を出てプラサイタリアまでコレクティボで行き、N夫婦と待ち合わせて、エスコバル行きのセミラピドバスに乗る。ラピドだと45分だがセミラピドは1時間20分かかるが、ラピドの切符売り場がまだ開いてなかったので、開いていたセミにしたのだ。
セミは一人6.5ペソ、ラピドは8ペソ。切符を事前に買わなくても乗れるのだが、バスの中ではコインしか使えないからコインが沢山いる。コイン不足のアルゼンチンではコインは貴重なのだ。
ブエノスアイレス州には二つの動物がある。一つは市内のプラサイタリアにあり、世界の動物を集めた普通の動物園で、目玉は白い虎。以前住んでいたアパートのすぐそばなので、入った事があるが、テマイケン動物園は遠いので行ったことがなかった。
テマイケン動物園はエスコバル市にあり、大富豪の夫人が趣味で鳥類を集めていたのを一般公開し始めたのが元で、国内の動物や川魚などを主に展示している。
広大な敷地に(元日系人たちが所有していた土地を買い集めたとか)建物は日本家屋風のわらぶき。池には色鮮やかな錦鯉が泳ぎ、滝などもあって日本庭園のような感じだ。道ばたには笹竹が生い茂り、日本の田舎道を歩いているような錯覚を起こす。
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                                    真っ白い尾の猿
勿論世界の動物も数は少ないがいる。だだっ広い囲いの真ん中にトラが一匹悠然と寝そべっているのを見て、夫が「羨ましいなあ、こんな広い家に住めて」
全員妙に納得。
目玉の、ダイナミックなカバの食餌光景が見られるかと期待したが、平日は12時だが土曜日は4時だそうでがっかり。12時半にエスコバルのウンベルト家にアサドパーティに招待されているのだ。
せめて水中を泳ぐ姿を見たかったが、地上でのんびりお昼寝中。「レバンタテ!(起きろ)」と怒鳴ってみたが効果なし。
え?発音が悪いからだろうって?  ムムム・・・
オーナーの趣味が鳥類収集とあって、さすが鳥園の方は珍しい鳥が沢山いる。真っ白い孔雀も初めて見た。2羽いて、1羽がもう1羽に向かってしきりに羽を広げて見せてるので、求愛かと思ったら、もう一方も牡だった。なんだ、縄張りを主張していたのか。それともゲイ? ・・まさかね。
それにしても純白のレースの様で実に美しい。
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                     純白の孔雀。思わず見とれるほど美しい
一瞬、薔薇の花かと見間違うような真っ赤な鳥達もいる。ハトぐらいの大きさでフラミンゴの様な姿をしている。フラミンゴの一種なのかな。
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                                  色鮮やかなフラミンゴ
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                                  真っ赤な鳥
色鮮やかな大型インコ達はハウス内で放し飼いで、出口の扉の上に10羽ぐらい並んでいた。先に出て行った人達が勢いよく扉を閉めたので大きな音がした。
そのとたん、ギャーギャーと言うけたたましい鳴き声と共に、私達の頭上すれすれに大きな塊が、まるで突風のようにかすめた。一瞬何が起きたか分からなかった。
音に驚いたインコ達が警戒の叫びを上げながら四方に飛び去ったのだ。扉の上に残った2羽がなおもギャーギャーと威嚇する。T夫人が「まるでヒチコックね」と恐ろしそうに、連れていた孫を服の下に隠しながら言われたが、本当に襲われるかと思った。
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            私達を襲った(?)インコ達
午前中一杯動物園を見学した後、ウンベルトさんの家へ向かう。ウンベルトさんの家の広大な敷地内にはアサド専用のパーティハウスがあり、ウンベルトさんが巨大な牛肉の塊と大きなチョリソーを沢山焼いておられる。
ウンベルトさんの兄のリカルドさんの奥さんがコルドバに大きな牧場を持っているので、肉はそこから持って来たのだろう。柔らかくてとても美味しい。
私の友人達も数人来て下さっていたので嬉しかった。以前、日本留学のための書類書きのお手伝いをして上げた女性も来て下さり、自慢の喉をきかせてくれた。彼女はプロ級の歌い手だ。帰りはうちの近くに住んでいるリカルドさんに車で送って頂いた。
by ruriwada | 2011-09-15 21:09 | Comments(1)
8月31日
夫がパソコンに向かって悪態をつき続けている。所属先から渡されたCDが丸一日かかっても開けないと言うのだ。見かねて「私のパソコンでやってみれば」と声をかけると
「うるさい!余計な口出すな」
「あ、そう、どうぞご勝手に。困るのは私じゃないから」
その後も悪態をつきながら、パソコン相手に悪戦苦闘している。おまけに私にまで当たり散らす。
頭に来たから「私は関係ないんだから私に八当たりすることないでしょう」と文句を言うと、
「関係ない奴に当たるから、八つ当たりと言うんだ」だと。
このへそ曲がりのクソじじいめ!
あきれて放っておいたら、しばらくして、「おい、そっちのパソコンでやって見てくれ」
ところが私のパソコンに入れても、ジージー音が鳴り続け、やっとアドベが現れたと思ったら「冗長・・何とか」のエラーメッセージ。
夫は「ほら見ろ、言ったとおりだろー」と変な所でいばってる。本1冊分が入ってるから容量が大き過ぎるのかと思い、CDをくれた人に話すと
「おかしいなあ、開けるはずだけど。他のCDにコピーしてからやって見ては?」
ところがCDを入れる場所は1個しかないから入れられない。そこで私のパソコンに外付けハードディスクをセットしてからCDを挿入。エラーメッセージが出たが、今度は「CDが汚れているか破損している可能性があります」
CDを取り出して明りにすかすと、何と表面が指紋で真っ白。眼鏡ふきでCDを拭いてセットしたらたちどころに開いた。
全くもう、電源を入れずに動かないと言うのと同じぐらいの初歩的トラブル。しばらく笑いが止まらなかった。
                      
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                       パロボラチョの若木にはトゲがびっしり
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                       パロボラチョの実(人のこぶし程の大きさ)
2011年9月1日(木)
今日から2日間、2年間の活動を終えて今月末に帰国するボランティア達の発表会がある。
夫は明日だ。アルゼンチン各地に散らばっているボランティア全員が集まった。普通は飛行機だが、いまだに火山の煙で飛行機は飛んだり飛ばなかったりだから、遠方の人達はバスで十数時間かけてやって来た。最長は20時間。いくらアルゼンチンのバスが快適とは言えご苦労な事だ。
夜はスイパチャのテネドールリブレレストランで歓送会。テネドールリブレとは日本で言うバイキング。テネドールはフォークの意味。
9月2日(金)
午前中は残りの発表会。うちの亭主は一見豪放磊落だが、至って気が小さく几帳面だ。講演や発表会の時はいつも時計を眺めながら行う。以前、あまりにも頻繁に時計を見るので注意した事がある。
今回も相変わらず時計を見ていたけど、前の人が大幅に時間オーバーして司会者から注意された後なので、いかにも嫌味に見えただろうなあ。
夜は大使館公邸で、大使ご夫妻が帰国するボランティア達を招待して下さっての晩さん会。夫も私も一張羅を着込んで出席。大使ご夫妻が少しも気取らず気さくな方々なので、リラックスして大野シェフの御馳走を堪能した。
大野シェフは以前は大使館のシェフだったが、今は辞められて独立、日亜学院等で講師を務められ、ブエノスアイレスでは有名人だ。
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パロボラチョの実の中には白い綿が詰まっていて、冬には実が割れて芝生に散らばる
by ruriwada | 2011-09-09 02:48 | Comments(2)
8月30日(火)
私は9月27日に日本に帰国する予定だ。マキシとの交換授業もあと3回。せっかく張り切って日本語を習っているマキシのために、誰かに引き継いでもらおうと思案してたら、パレルモレディース仲間の0さんの息子さんがスペイン語を習っている事が分かった。
さっそく打診してみたら乗り気だったので、マキシに話すとマキシも大喜び。早速来週月曜のタンゴクラス前にセントロ日系で紹介することになった。
今日はマキシにすき焼きを御馳走した。歌の好きなマキシは坂元九ちゃんの「スキヤキソング」を知っているので、「へえ?これがすきやき」と言いながら、「おいしい」を連発しながら食べていた。
それにしても、何で「上を向いて歩こう」が「スキヤキソング」なんだろう?
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                   街角風景。0点の右側が高速道路、左側が7月9日大通り
ところで先週の土曜日、エスコバルの知人宅に3人組の強盗が入り、一人でいた知人の顔を殴打した上ナイフで刺して大ケガを負わせた。昨年暮れにはこの方の兄さん宅に強盗が侵入、奥さんに刃物を突き付けて現金やパソコンを盗んで行った。
郊外の日系人には成功した人が多く、豪邸を構えている。街自体は平和なのだが、ブエノスアイレス市内からやって来る強盗団に目をつけられているのだろう。
前回アルゼンチンに滞在していた時に比べて、最近の犯罪はかなり凶悪化してる感じがする。物価は倍増したし(今も続々値上がりしてる)、失業者も増えてるから、治安がどんどん悪くなるのは当たり前だよね。
それにしても恐ろしい話だ。
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火事ではない。電力会社です。いつもはこれほどひどくないが、いつも煙がもうもう。ブエノスアイレスとは良い空気と言う意味だけど、これではマル(悪い)アイレス(空気)だ
by ruriwada | 2011-09-08 04:55 | Comments(0)
8月27日(土)
来月27日には私達の帰国が決まっているので、今日は日本語クラスの最終日だ。来月はレストランでアサドのお別れ会をして下さるそうだ。4年間のアルゼンチン滞在もあっという間に過ぎてしまった。
スペイン語もタンゴもいまいちなのが悔しい。なんせ日本語だって片っ端から忘れて行くと言うのに、新しい事を覚えようってのがどだい無理なのだ。
8月29日(月)
今月のセイボ会はエンパナダ作り。アルゼンチンに4年も住んでいて、1品もアルゼンチン料理の作り方を知らないでは女がすたる。え?元女だろうって?・・ほっとけ。
てな訳で、何をおいても参加した。プロのコックさんはやはり全てが流れるように手際が良い。ひき肉、トウモロコシ、ホーレン草とチーズの3種の作り方を教えて頂いた。皮の作り方から教えてもらったので、日本に帰ってからも作れそうだ。
練った粉を寝かす時間がないので、コックさんがすでに作ったのを後で食べさせて頂いたが、美味しいー!
1時45分頃終了と同時に、タンゴクラスのkさんとの待ち合わせ場所へ急ぎ、バスで一緒にセントロ日系へ向かう。朝8時半に家を出て2時間半立ちっぱなし、合計3キロ歩き、タンゴを1時間半踊り、スペイン語を終えて帰宅したのが夜の7時半。
さすがに疲労困憊。ベッドに入ったとたん両足ともケイレンを起こし、膝下枕も効き目がなく、とうとう鎮痛剤を飲んだ。楽あれば苦あり。自分の年を忘れて、つい無茶をしてしまうのだ。
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           エンパナダは普通は餃子型だが饅頭型もある
ところで、こちらからメールを出さぬ限り、自分からは寄こさぬ息子から珍しくメールが来た。
「断食したけど、ちゃんと本読んで実行したから心配しないで」・・なぬ?
あわてて息子のツイッターを覗くと、80時間断食したと書いてある。最後の日は膝から崩れ折れた、だと?・・・・なんちゅうアホや。
息子は私がツイッターを盗み見してるのを知って、怒られる前に先手を打ってきたらしい。
この母にして、この子あり、か。これじゃ嫁さんが来んはずじゃ。
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        街角風景。チャカリタ墓地入口周辺には花屋が並んでいる
by ruriwada | 2011-09-05 20:56 | Comments(0)
8月22日(月)
今日は先週日曜日に行われた大統領予備選挙の振り替え休日。何故選挙の翌日にしないのか不思議に思ってたら、アルゼンチン人いわく、「もし日曜の翌日を休みにしたら、みんな選挙に行かずに旅行に行ってしまう」  さもありなん。
と言う訳でセントロ日系も休みなので、茨城県副知事をエセイサ空港までお出迎えの仲間入り。便の到着後えらく時間がかかると思っていたら、税関で箱の中まで開けて調べられたのだそうだ。
エセイサ空港の税関は前回滞在中はワイロが横行して悪名が高かった。私も一度、職員から「自分について来い」と言って、別の出口から出してくれた後、「10ドルくれ」と言われた事がある。
びっくりして思わず「ノー」と言うと、「ノ-?」聞き返され、重ねて「ノー」と言ったら、むっとした顔をして行ってしまった。
日系人の友人達に話したら、「よほど気の弱い税官吏か初犯だったのかも。普通だったら逆ギレして100ドルは取られるところよ」と脅かされてしまった。その後間もなく、10人程の税間職員が逮捕された。抜き打ち検査をしたところ、彼らのポケットには各自数千ドルの現ナマが入っていたのだそうだ。
それからしばらくの間、税関はフリーパスだった。さらにもう1回複数の税官吏が逮捕されてからは、ワイロの話は聞かなくなった。最近の税関は出口でX線検査の後、大半はそのまま外に出られるが、金持ちそうな外国人は徹底的に調べられている。
アルゼンチンでは外国製品が無税で入るのを警戒しているのだ。特に電化製品は箱に入れたままだと、えらく高い関税をかけられるから要注意だ。
私は何十回も税関を通ったが一度も調べられた事がない。どう見ても金持ちには見えないんだろうなー。ハムレットじゃないが、喜ぶべきか、悲しむべきか、それが問題だ・・
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                   ホテル・アメリアン(料理はなかなか美味しかった)
ところで、茨城県人会は今年で発足50周年。本当は6月に知事が来られるはずだったが、大震災で急遽取り止めになり、県人会の人達はがっかりしておられた。
それがブラジルでの式典に副知事が来られる事になり、アルゼンチンにも1泊で立ち寄られる事になったのだ。
夜はレコンキスタ通りのアメリアンホテルで歓迎会(勿論各自自費である)。会長のウンベルトの愉快な司会で会は大いに盛り上がる。3月11日の大震災直前まで日本に留学していたロミナはプロの歌手級の歌い手で、歌唱力のある素晴らしい歌を披露してくれた。
ともあれ、めでたいこっちゃ。
8月23日(火)
マキシとの交換授業が終わるのは1時。副知事達は朝から県人会のメンバーが市内見物のお供をして、2時にボカから空港へ向かう予定。私もお見送りするつもりでいたが、万が一遅れたら悪いので(何しろブエノスアイレスの町では年中どこかでデモをやってるので、いつ交通止めになるか分からない)お断りした。
マキシとの交換授業は楽しい。彼は30才の英語ースペイン語の通訳、翻訳家。週に4日は夜中にミロンガを踊りに行くと言う、元気いっぱいの若者だ。礼儀正しく、アルゼンチン人にしては珍しく、時間をちゃんと守る。
日本語の習得にも熱心だが、私にスペイン語を教えるのにも熱心で、いつも2時間はあっという間に過ぎてしまう。
滅多にメールも寄こさない薄情な実の息子より、この代理息子の方がずーっと可愛い。
こら、息子よ、少しは反省せよ。
亭主は自分の留守中にハンサムな青年がやって来るので、良い年をして、かなりヤキモキしてるようだ。ハハハ
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街角光景。ブエノスアイレス名物の犬の散歩屋。さすがに20匹連れてるのは珍しい
by ruriwada | 2011-09-01 01:25 | Comments(1)