ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

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6月21日
昨日は冬至でセントロ日系が休みなので、冷蔵庫の霜取りをやった。ここの冷蔵庫は時々霜取りをやらないと、氷がくっついて開け閉めが出来なくなってしまうのだ。今朝目が覚めてベッドから下りたとたん、イタタター・・。太ももが痛くて歩けない。中腰で霜取りやったせいだ。
フエー、今日は在留証明書をもらいに領事館へ行かにゃならんつーのに。毎年誕生日月に現況届けを出さないと、年金が止められてしまう。海外に住んでる者は在留証明書を一緒に送らねばならない。10日も前に日本から書類が届いたのに、すっかり忘れてたのだ。今日行かないと月末までに間に合わないよー。
アレムにある領事館までは我が家から約2キロ。いつもは歩いて行くんだけど、ギコギコ、ノソノソ、ロボット歩きでバス停まで歩き、130番のバスに乗った。帰宅して一休みしから、今度は郵便局まで往復1キロ歩く。あーしんどかった。
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       領事館の窓から下を見たら、運河に平行して走る観光電車が見えた。
       まだ乗ったことがないので、帰国前に一度は乗ってみたい
6月23日
朝起きたら、足の痛みがほとんど治っていてほっとした。今日はパレルモレディースランチ会なのだ。場所はパレルモとベルグラーノの境のミラネサ専門店「エル・クルブ・ミラネサ」
ミラネサとは肉を叩いて薄く延ばしてフライにしたものだ。早く言えばカツだけど、まるでワラジみたいな形と大きさだ。この上に更にボリュームたっぷりのトッピングが乗っている。
アルゼンチンではこれが若者の間で人気ナンバー1の食べ物で、ミラネサ専門店があちこちにあり、夜は若者達で大賑わいだそうだ。
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                                        ミラネサ
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                              ナイフの刺さったパンが現れたのにはびっくり
昼間は中年の客が多いようだ。サラリーマンが気軽に食べるランチ料理なのだろう。しかし私にはどうも日本のトンカツの方がずっと美味しい気がした。デザートのプリンは美味しかった。
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                                      エル・クルブ・ミラネサ
6月24日
午前中は本部へ本を借りに行き、午後は国立図書館へ夫と二人で出かけた。レコレタ墓地のそばを通ったら、修学旅行らしい若者のグループが数組いて、「さよなら」とか「ありがと」とか、私達に話しかけて来る。
地方の子供達のようで、外人が珍しいのだろう。返事をして上げると大喜びではしゃいでいる。日本の観光地で子供達が外人と話したがるのと同じだ。
国立図書館はアパートから1キロ位の所にあり、しょっちゅう見ていたのだが、中に入ったのは初めてだ。
日本にいる夫の友人から「アルゼンチンの図書館情報を調べて欲しい」と、面倒な依頼が来たのだ。メールは便利だが時には煩わしい代物だ。みんな気軽に色んな事を頼んでくる。
入り口で住所氏名、電話番号、パスポート番号を記入し、身分証明書を見せ、許可書をもらって5階の図書部へ。ここで荷物は全部ロッカーに入れさせられ、さらにここにもゲートがあって、又許可書と身分証明書を提示。
だだっぴろい図書室の中では大勢の人が本を読んだり勉強をしている。本はほとんど置いてなくて、司書に見たい本をパソコンで検索してもらうのだ。
所々にいる職員が場違いな外人が来たので興味津々らしく、好奇心であちこち覗こうとするたび、「そっちじゃない、こっちだ」と言うように、遠くから手で階段やドアを指し示す。
ゲートのガードマンに夫が「写真を撮って良いか?」と聞くと、「良いけど3枚だけ。フラッシュなし。カメラのメーカーは?」と言って、夫の名前とカメラのメーカー名を記載。ところが夫が「フラッシュなしにするにはどうするんだ?」と聞く。夫のカメラは私は使わないので分からない。
「私のなら出来るけど」とカメラを出したら、ガードマンが「え?あなたも別のカメラ持ってるの?」とびっくりした様子で、今度は私の名前とカメラのメーカー名を記入する。一体全体、何のためにカメラのメーカー名が必要なんだろう?
図書館の職員達は皆親切だったけど、こんなに警備が厳しいとは思わなかった。きっとそれだけ泥棒が多いんだろうね。
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                                          国立図書館
by ruriwada | 2011-06-29 04:29 | Comments(1)
6月18日
日本語クラスの生徒の一人が「主人から先生にプレゼントです」と、タンゴのCDを下さった。開けてびっくり玉手箱。何と藤沢蘭子さんの歌でござった。子供の頃名前だけは聞いた事があるが、歌を聴いた記憶はない。
CDは新しい物で、どういう経路で手に入れられたのか聞きそびれたので、次回お会いする時に聞いてみよう。インターネットで調べてみたら、藤沢蘭子さんは1950年代に日本でタンゴブームに火をつけた歌手で、アルゼンチンに来た事があるのだそうだ。
私より少し年長の夫は懐かしがって、タンゴ嫌いの夫が自分からラジカセで聴いている。澄んだ柔らかい歌声に魅了される。それにしても、祖国で忘れ去られた歌手の歌をこんな遠い異国で聴くなんて。
ところで先日、ミトレの駅で話しかけてこられた杉本さんは「盆栽の杉本」として、アルゼンチンでは有名な方だそうだ。おみそれしやした。
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                     珍光景。何故か家の前に巨大マテ(マテ茶を飲む容器)が
6月19日
今日は父の日でしかもの私誕生日。母の日に電話もメールも寄越さなかった息子に、先日嫌味メールを送ったせいか、たった一言「誕生日おめでとう」と言う、ぶっきらぼうなメールが息子から届いた。
シアトルの長女からは電話で、孫達が入れ替わり「グランマ、たんじょうびおめでとう」と可愛い声。そばで夫が「今日は父の日だぞ」と僻んでいるので、孫達に「ほら、グランパに父の日おめでとうは?」と言って、夫に受話器を渡す。
ニューヨークの二女はスカイプでビデオ通信。ハーフの孫娘がアルゼンチンバーバとジージに英語と日本語でおめでとうを言う。夫が「おれより良い発音してる」だって。たしかに・・
二つの祝い事が重なったので夫が「今日は豪勢に、高級レストランへ行こう」とまあ、晴天のへきれきみたいな事をのたまう。アパート裏のポサダ通りにはアヤクーチョとカジャオの間の100メートルの間に3軒のレストランがある。一番手前のレストランでメニューと価格表を眺める。ここは食事とショーがセットで約300ペソ。
夫が即座に「パス」。次のは1品が約100ペソ。又もや夫は「うーん、パス」
かくして、例のごとく3番目の「エル・サン・フアニーノ」に落ち着く。今や顔馴染みになったボーイさんに
「今日は私の誕生日」と言うと「それはおめでとう!」
「でも、聞かないで(年を)・・」と言いかけたら、「ノーノーノー、けして聞きません」と笑ってる。
私はステーキと特大黒ビール。夫はワインにモンドンゴ。ここのステーキはソースもなく、単に塩味だけだが肉に甘みがあって実に美味しい。でもでかすぎて、大食漢の夫が手伝ってくれても食べ切れず、残りは家に持って帰った。
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                              500gはたっぷりありそうな巨大ステーキ
後ろの席にアメリカ人観光客らしいおじいさんが一人で座っていて、何やらボーイさんに言ってるがボーイさんは英語が分からず、私達に「通訳してくれ」と言う。
話を聞くと、「自分はカリフォルニアから来た、子供が9人いる、妻は40才だ(どうやら再婚らしい)、18才の末娘がアメリカら、7時半に父の日おめでとうの電話をかけて来る」「もう7時半よ。ホテルにいなくて良いの?」
「あとでかけ直してくるだろうから構わない」
ボーイさんに通訳すると困った様子。店は混雑してるのに、注文ではなく雑談なのだから。おじいさんはテーブルに子供達と奥さんから来たカードを並べて他の客達にも見せている。私に礼を言ってワインボトルを差し出すので、お断りした。異国で一人で父の日を過ごすのがとても寂しいらしい。
しばらくして英語の達者な女性(店の経営陣らしい)が出勤してきて、とても丁重に話を聞いてあげてるのには感心した。
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                                    エル・サン・フアニーノの1階部
by ruriwada | 2011-06-24 02:14 | Comments(0)
6月15日(水)
ブエノスアイレス市内から約40キロのティグレはデルタ地帯だ。レティロ駅から出ているミトレ線の終点ミトレ駅から、河岸に沿って走るコスタ線を2両だけの可愛い観光電車がデルタ駅まで走っている。
ティグレには何度か行ったことがあるが、この観光列車にはまだ乗った事がない。日本語の生徒のIさんに話すと、「一緒に乗りましょう」と言って下さり、ビセンテロペスにお住まいのIさんとミトレ駅で落ち合う事になった。
ついでに友人のNさんとKさんを誘い、レティロ駅前のプラサ・サンマルティンで待ち合わせた。
広場にはブックタワーがまだ立てられたままで、中高生らしい子供達が30人ほど、賑やかに記念撮影をしている。修学旅行らしい。しばらくして、一人の男の子が私に時間を聞きに来た。どうやら話しかけのきっかけだったらしい。
たちまちわっと全員に取り囲まれ、「どこから来た?スペイン語を話せるか?観光か?」などなど、皆がいっせいに質問を始めた。いやはやその賑やかな事。一人ががカメラを私に向けると、他の子達が先を争って私と一緒に写ろうとする。
「まるで女優さんみたい」と冗談を言うと「エ?本当?女優?」と聞かれあわてて否定。ほんと素直だなあ。そのうち先生まで現れ、質問開始。ブエノスアイレス州の、ブエノスから約200キロにある、ベインティシンコ・デ・マジョ(5月25)と言う市の、同名のセクンダリア(中高校)の生徒達だそうだ。年を聞いたら、14、15、16と言う返事。田舎町で外国人が珍しいのだろう。
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                                  2組に分けて記念撮影
でも周りを取り囲まれていちゃ、友達が来ても分からないだろうと、ケータイを取り出したとたん、ベルが鳴った。皆がいっせいに「しー!」と聞き耳を立てる。
「あ、kさん、今どこ?」と言った時、輪の外側にいた子供達が「あそこ、あそこ」
見ると後ろ向きでKさんがケータイをかけてる。Kさーんと声をかけ、「私の友達よ」と言ったとたん、こちらへ来ようとしたkさんとNさんをどっと取り囲む。
「え?え?え?」と二人ともびっくり。今度は二人がカメラと質問の集中攻撃。さよならを言って駅に向かって歩き出すと、ずっと皆で手を振っていた。
Kさんは「いつも一番先に来るルリさんがいないのでキョロキョロ探したけど、子供達しか見えなかったから心配していた。子供達の中から現れたのにはびっくりした」と大笑い。
無邪気で人懐こくて本当に可愛い子供達だった。とんだ嬉しいハプニングだった。

レティロ駅はその昔、かのチェ・ゲバラが革命に参加するため旅立った駅で、外観は最近化粧直しされてモダンになったが、内部は古色蒼然として趣がある。
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                                     レティロ駅構内
ミトレ線の終点まで1.10ペソ(約20円)。列車は実に安い。早く着きすぎたので、ミトレ線とコスタ線をつなぐ渡り廊下の骨董品街を見て歩く。
橋はブエノス市内のサンタフェ通りから続く大通りをまたいでいて、下をおなじみ152番のバスが走っているのが見えた。こんな遠くまで来てるのだ。通路には広いオープンスペースがあり、数脚の椅子とテーブル、通路沿いには古い家具類が陳列されている。コスタ線寄りの両サイドには小奇麗な骨董店がずらり。土産物も売っている。
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                 ミトレ線とコスタ線をつなぐ通路。ここで色々なイベントが行われるそうだ
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                 こんな珍しくて可愛い冷蔵庫も展示されている
家具修理店もあり、中年男性がソファーの張替えをやっていた。「皮かしら?」と、ぺちゃくちゃしゃべりながら見ていると、真向かいの店の親父さんが来て「合成だ。皮はこれ」と説明してくれる。
と、そこへ「日本の方ですか?」と日本語が聞こえた。盆栽をやっている杉本さんと言う日系1世の方で、來亜して60年になると言う。ここのオープンスペースで盆栽展をやるので見に来て下さい、だって。
スペースでは毎週土曜日午後7時からタンゴやミロンガをやっているそうだ。おじさん達と記念撮影。ブエノスからほんの少し離れただけなのに人情がこんなに違う。
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                                          コスタ線の入り口
駅に戻り、Iさんと会ってからまた橋を渡ってコスタ線へ。17ペソだが在住証明を出すと10ペソだった。、沿線には豪邸やシャレた家々が続いている。雨は止んだが曇り空なので車窓から川はあまり良く見えない。
終点のデルタ駅から川に沿って歩く。観光船やリバータクシーがずらりと並び、乗船デッキでは映画の撮影が行われていた。冬の平日だがけっこう観光客はいるようだ。しばらく歩いて、ティグレ線のティグレ駅を左手に見ながら橋を渡り反対岸へ回る。
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あちこちの家の庭先から川まで線路が敷かれている。何でこんな所に線路が?と思ったら、ボートを引くためだそうだ。川の両側にはヨットやボートのクラブハウスが立ち並んでいるのだ。
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               クラブハウスから川までボートを運ぶ線路
川沿いにはミニサイズの税関もある。ウルグワイ行きの船も出るからだ。沿岸警備隊のビルもあり、写真を撮ってからふと見上げると、バルコニーから警官が数人見ている。
あれ?カメラ写して良かったのかなと心配したが、にこにこして手を振ってくれたのでほっとした。
川に面したレストランに入り、コーヒーとケーキで一休み。観光船や浚渫船、丸太を一杯積んだ船などが通るのを眺めてると、のんびり観光気分になってくる。
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    カフェテリアのボーイさんの職人技。この後もう片手に山のように皿をつんで一緒に運んで行った。
川沿いをブラブラ散歩しながら元来た道を戻り、ティグレ線の駅へ向かう。Iさんはビセンテロペスで降り、残り3人はベオグラーノCで降り、駅前で解散。中華街で買い物をして7時20分に帰宅したら、夫がキッチンのテーブルでお箸だけ2人分並べて待っていた。
by ruriwada | 2011-06-21 08:28 | Comments(2)
16月12日(日)
コルドバ市に住むHさんと奥さんが2泊の予定で、午後2時ごろ我が家に到着。10日ほど前、日本から奥さんが来られたのは良いが、チリの火山爆発の灰がブエノスアイレスまで飛来。国内線は連日運行中止、国際線も飛んだり飛ばなかったりで、心配していたのだが、ずっとバスで旅行されていたそうだ。
夫もHさんも呑み助なので到着と同時にビールでカンパイ。
「せっかく遠い日本からいらしたのに家の中で飲んでちゃ奥様に悪いでしょう」と言うと、夫はお二人を連れてレコレタ墓地周辺を案内しに出かけて行った。2時間ほどして帰って来たが、国立美術館は工事中で入れなかったそうだ。
6月13日(月)
日本からの飛行機の中で奥さんが知り合ったと言う日系1世の方がHさん夫婦を案内して下さるとかで、2時ごろ車で迎えに来られ、私もセントロ日系へスペイン語とタンゴのレッスンに出かける。帰宅後4人でまたもやサン・ホアニーノへ。直火焼きのステーキがとても美味しかった。
二人の呑み助に私が「シエンプレ・ボラチョ(いつも酔っ払ってる)」と、からかっていたら、聞きつけたボーイさんが「誰が?」「私の夫」。ボーイさんは笑いながらHさんに「あんたは?」と聞く。
Hさんが「私はボラチョ(酔っ払い)で、メンティロソ(うそつき)で、チョロ(こそ泥)だ」と言ったらもう腹をかかえて笑い出した。そして「愉快な日本人達に店からのおごりだ」と食後のリキュールを全員にサービスしてくれた。
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ボーイさんが「カンパイの写真を撮れ」とシャッターを押してくれた
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               モンドンゴ(臓物の煮込み料理)
6月14日
H夫人は今夜9時のコンチネンタルでヒューストン経由で帰国される予定だが、今日もアエロパルケ(国内線)は全てキャンセル。テレビでは国内線の様子は四六時中流しているのだが、国際線についてはほとんど触れない。航空会社によって飛んだり飛ばなかったりらしい。
旅行会社のニュージャパンに問い合わせたら、親切に色々調べて下さった。「ヒューストンからの飛行機は到着してるから出るだろうが、これまでにキャンセルされた人達が大勢いるから、コンチネンタルのオフィスに行って確認した方が良い」という。
コンチネンタルではあっさり「予定通り出ます」と言われたが、航空会社はアメリカだが従業員はアルゼンチン人なので、もう一つ信用できない。
「キャンセルになったらもう1晩泊めて下さい」とHさん夫婦は昼食後すぐエセイサ空港へ出発。翌朝ご主人から「案の定、出発は今朝の8時でした。空港で1晩過ごしました。私はこれからバスでコルドバへ帰ります」と、電話が来た。やれやれ。
by ruriwada | 2011-06-19 05:29 | Comments(0)
ドルをペソに替えてもらいに家の近くの銀行へ行った。半年前に行った時には支払い窓口は外から見えていたが、衝立が立てられ見えないようになっていた。何か事件でもあったのかも。
銀行と言えばつい最近、古札を裁断する部署の行員数人が逮捕された。監視カメラが古札をネコババする場面を連日テレビで放映していたけど、全員グルじゃなくちゃ出来ない犯行だよね。、これまでどの位ネコババしたのか分からないらしい。
どうしてばれたのだろう?あほな連中のことだから、大金が入って嬉しくて、つい身内や友達にしゃべっちゃったのかなー?
6月8日
午後2時半から4時半まで、Iさんの日本語クラス。NHKの大河ドラマを良く見ているそうで、切腹は今でもやるのかと聞かれて唖然。土曜クラスの7人からも同じ事を聞かれたことがある。全員日系2世でこれだから、ましてや他のアルゼンチン人の日本のイメージは推して知るべし。
夜は8時からタンゴクラスのお別れ会。メンバーの中で唯一セニョリータのAさんが帰国することになったのだ。
場所はポサダ通りとカジャオ通りの角にある、サンフアン料理を出す「サン・フアニーノ」
安くて美味しいと評判で、昼時など行列が出来てる事がある。我が家から歩いて5分なので何度か行った事があり、地下があるのは知っていたが、こんなに広いとは知らなかった。地下室はワイン蔵の様な造りの、風情のあるレストランだ。
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モンドンゴと言う臓物の煮込み料理を初めて食べた。ロクロよりあっさりしていて美味しい。エンパナダも沢山種類があり、ロックフォール(青かびチーズ)のとトウモロコシ入りのとを食べたが最高に美味しいエンパナダだ。その他、ひき肉とトウモロコシをトウモロコシの皮で包んで蒸したタマレーロも食べたが、これまたグー!
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                                         タマレーロ

ところで食べ物と言えば、スペイン語系の国ではホットドッグをそのまま直訳して“ペロ(犬)カリエンテ(熱い)”と言う国がある。なんか可笑しいよね。でもアルゼンチンじゃ
何故かパンチョ。それじゃ、チョリパンってなーんだ?・・・
答は普通のソーセージじゃなく、アルゼンチン名物チョリソーをはさんだパンの事。
肉汁と油脂をたっぷり含んだソーセージで人の足の親指ぐらいの太さがあり、アサドやパリジャ(焼肉料理)には必ず登場する。実に美味しいけど、脂分が多いので、メタボ族は要注意。
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                    サンフォアニーノのハウスワインはこの容器で出される
6月11日
12時から我が家で送別会。お客さんは3人で(4人招待したけど、当日一人は体調不良で欠席)、全員独身女性。夫は二、三日前から怖じけづいたらしく「俺は時間つぶしにどこかへ行くから、女性だけで気軽に話せば」と言い出した。
「何言ってるの?自分が言いだしっぺで、しかも自分の仕事仲間じゃないの」と叱咤激励(?)して、今日に至ったんだけど、いざとなれば酒好きな夫のこと、上機嫌で女性達と飲み合う。
それにしても若い日本女性達の飲みっぷりは豪快だ。私はビールコップ1杯とワイン1グラス以上は飲めないけど、夫と3人の女性でワイン数本を空にした。他にもビールを数缶。結局6時まで飲んだり食べたり。
夫はと言えば、途中から話題が”男“の事になったとたん、ソファーで眠ってしまったが、どうやら狸寝入りだったらしい。ハハハ。
by ruriwada | 2011-06-17 05:37 | Comments(1)
2011年6月1日 昨日大家から電話が来て、夫が受けた。明日9時に家賃をもらいに行くという。ところが11時を過ぎても現れない。
デモでもあって遅れてるのかな?それにしても大家さんはアルゼンチン人にしては珍しく、30分以上遅れる時は必ず電話を寄越すのに。
夫に「明日の朝9時って確かに言ったの?もしかしてディエシ・ヌエベ(19)って言ったんじゃない?」と言うと、「マニャーナ、マニャーナと聞いたら、シーと言ったから朝だ」
全くもう!アルゼンチンに3年も住んどるちゅーのに!
「明日の朝だったら、マニャーナ・ア・ラ・マニャーナでしょ!(アの代わりにポルを使う国もある)マニャーナ、マニャーナじゃ、明日、明日よ」
因みに「明日の朝9時」、だったら「マニャーナ、アラス・ヌエベ・デラ・マニャーナ」全くややこしいが、アルゼンチンでは普通こういう言い方はしない。午前午後を分けないで13時、14時と言う。午前9時だったら、ア・ラス・ヌエベだけで分かるのだが、日本人はよく間違えるのだ。
案の定、大家さんは19時(夕方7時)にパーティの最中取りに来て、しきりに恐縮しておられた。
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                        街角風景 いつも行くスーパー「ディスコ」
14時から16時までIさんが日本語を習いに来た。ところで茨城県人会では5月半ばに知事が來亜されると言うことで、一年前から準備していたのだが、大震災で中止になった。しかし50周年を記念して本の出版をすると言う。
Iさんから、「会長からの伝言ですけど、アルゼンチンでの印象についてコメントを書いて欲しい」と頼まれてしまった。ふえー、責任重大だー。

18時から同期会パーティ。1年半前に総勢16名でアルゼンチン入りをしたのだが、ブエノスアイレス市内は7名だけで、あとはネオケン州、サンタフェ州、サンファン州とバラバラ。3ヶ月ごとにブエノスアイレスで開かれる安全会議に全員集まるのを機会に、同期会パーティを我が家で行っているが、今回が最後だ。
地方在住者は日本食材が手に入りにくいから、私ともう一人ブエノス在住の奥さんとで、毎回、日本の惣菜を作って喜ばれている。
6月2日
今日は安全会議と懇親会。今回の会場はフロリダ通りのガレリアの奥にあるホテルだった。入り口に輝石店があり何度か入った事があるのだが、奥がホテルとは知らなかった。
安全会議では危険地区情報、日本人の被害情報、被害に遭わないための注意などがあるが、
いくら注意されても被害に遭うボランティが必ずいる。同期の人の中にも、置き引きで電子辞書、パソコンを盗まれた者2名、地下鉄で電子辞書をスラレた者1名、カメラの紐を引っ張られて転倒し怪我をした者1名がいる。
ケチャップ被害に至っては、何人もやられてる。夫も数回ケチャップの洗礼を受けた。
ここでケチャップ(色と臭いのついた液体)強盗についてのおさらい。
数人のグループで役割分担がある。液体をかける役(実に巧妙で、いつかけられたか分からない)、
「スシオ、スシオ(汚れ)」と、声をかけ、親切そうに拭いてくれる役。これはたいていアベックで、女性は美人ときてるので、男性がよくやられる。
鼻の下をのばして美人に拭いてもらってる間に、荷物をかっぱらったり、財布をする役のご登場だ。
衣類や荷物を汚され、声をかけられても無視して、急いでその場を離れるのが一番。周りを取り囲んで見ている野次馬連中も大抵グルだからだ。
レティロ駅前で、「スシオ」の声が聞こえたので振り返ると、夫が数人に取り囲まれ、カバンや服には点々と白い斑点。大声を出してあわてて駆け寄ると、周囲にいた連中があっという間にいなくなった事がある。

会議は4時半終了、懇親会は8時からなので、久しぶりに夫とフロリダ通りを見物した。カンビオ(両替)の掛け声や店の呼び込みがずいぶん増えたようだ。デパート「ガレリア・パシフィコ」地下のフードコートもすっかり様変わりしていて、日本料理店はなくなっていた。
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                               フロリダ通り                
懇親会はスイパチャとコルドバ通りの角のテネドールリブレのレストラン。
このテネドールリブレとはいわゆるバイキング。イカフライやタコ料理からアサドまで何でもござれだが、飲み物は別料金だ。それでも安いから人気がある。ブエノスアイレスでも最近ずいぶん増えた。
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6月6日
セントロ日系行きのバスがいつもと違う道を走っている。あわてて運転手に聞きに行くと、「ラスエラス通りが封鎖されてる、(私の下りる)ブルネスは通る、」と言うのでほっとした。そう言えば昨夜遅く市の広報から電話が来て「明日、コルテ・・・」とか言っていたのだが、電気のコルテ(停電)と早合点して切ってしまったのだ。
タンゴクラスでは今日はヒロの練習。男性がコンパスの様に女性をグルグル回す踊りだ。前、横、後ろ、横と、体を回転させながら踊るので目が回る。ホアンは初心者なので1回転だが、マキシはベテランなので3回も回転させられ目が回ってしまった。二度目はマキシが「大丈夫か?」と心配そうに聞きながら踊ってくれた。
心だけは若いのだが、体が追いついてゆけない。トホホホ
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                           セントロ日系タンゴレッスン
6月7日
先日のチリの火山噴火でバリローチェの降灰の被害が報道されていたのだが、煙が1400メートル離れたブエノスアイレスにも到達し、国内線空港、国際線空港とも一時閉鎖されているようだ。
by ruriwada | 2011-06-09 01:53 | Comments(1)
5月26日
本部へ本を借りに行く。本部には代々のボランティアが帰国時に置いていった本が沢山あり重宝している。最近はパソコンで日本のテレビのどの番組もリアルタイムで見られるが、時々無性に日本語の本が読みたくなるのだ。
5月28日
料理クラス。「ぜひアルゼンチンの料理を覚えて行って下さい」と、今日は生徒さん達が大鍋を持参して「アルゼンチンのお袋の味、ロクロ」を作ってくれると言う。
1キロの豚肉(牛テール肉でも良い)と1キロのカボチャ、500gのチーズ、500グラムのベーコン、他にチョリソー(脂身の多いソーセージ)、白コーン、インゲン豆、葱などがこれまたどっさりで、材料の分量の多さに目を回しそうになって
「いったいこれ、何人分?」と聞くと、「10人分です」と、すまし顔。
コーンやインゲンはベーコンと一緒に前日2時間煮込みずみだそうで、材料からダシが出るので、添加物は塩とオレガノだけ。化学調味料なしの天然の味だが、実に美味しかった。
今日は生徒が5人だったので、夫を入れても7人では食べきれないどころか、残った分を二人で食べ終わるには数日かかりそうだ。
全員に少しづつ持って帰ってもらったが、それでも3日間ロクロを食べ続けた。私の好きな食べ物だが、肉脂一杯、チーズどっさり入りのスープだから、さすが3日目にはげんなりした。
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                10人分のロクロ。この鍋、普通の倍以上の大きさ
5月29日
沖縄会館で第10回日本舞踊発表会が行われると言う。知人が2人踊るのでチケットを2枚買った。沖縄会館は地下鉄E線のJUJUY駅そばにある大きな会館で、2階には沖縄料理のレストランもある。
行きたくないとダダをこねる夫を「会館内のレストランでウドン食べよう。途中で先に帰っていいから」となだめすかして一緒に出かけた。
プラサ・サンマルティンからスブテ(地下鉄)C線でインデペンデンスまで行き、E線に乗り換える。C線の車両は地下鉄日比谷線のお古だった。定年後に地球の反対側の国でがんばってる車両に「おう、おまえもがんばってるな」とカンパイしたい気分。
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                         E線の車両はレトロで有名
着いてすぐ2階のレストランで沖縄ウドンを食べる。レストランは綺麗で、スープの味も具のチャーシューと蒲鉾も美味しくて文句なしだが、何と丼が発泡スチロール製。
これには興ざめ。学生食堂でカップ麺を食べてる心地だ。安物でいいからせめて瀬戸物の丼にして欲しい。
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             沖縄会館
踊りはと言えば、日本大使の挨拶があったのでびっくり。大使もいろんな行事に引っ張り出されて大変なんだ。
年季の入ったおばさん達の踊りあり、若くて美人ぞろいのグループあり、可愛い子供達の踊りあり、男性の踊りもありで見飽きない。会場は満員で大盛況。
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            美人ぞろいの踊り手達に会場から思わずため息が・・
最初は日本政府から派遣されたボランティアが踊りを教えていたが、現在は2世の指導者も育っているという。和服や小物など手に入れるのも大変だろうが、日本文化が遠いアルゼンチンで受け継がれているのを見るのは嬉しい。
3分見たら先に帰ると言っていた夫が、いっこうに帰ると言い出さず、結局第1部を最後まで見た。「面白かった」そうだ。
やれやれ、夫はいつもこうだ。何か誘うと必ず最初は「嫌だ。自分ひとりで行け」
無理にでも引っ張って行くと、帰りは上機嫌で「来て良かった。俺は最初から来るって言ったのに」!!ダダッコの上にへそ曲がりときてるから始末が悪い。
帰る時ふと会館前の歩道を見ると地下鉄の入り口がある。あれ?前にはなかったような?首をかしげながら入って見ると、どうもE線と違う。え?H線?マップを出して見たがH線なんて載ってない。どうやらごく最近開通したばかりらしい。
キョロキョロしてると、一見場末のバーのマダム風な化粧の濃いオバさんが「スピーク、イングリッシュ?」と声をかけてきた。私一人だったらビビッて逃げ出すところだけど、このオバちゃん、見かけによらず実に親切で、「どこへ行きたいの?」と聞き、懇切丁寧に乗り換えルートを教えてくれた。
5月30日
今日はスペイン語クラスがお休みで、タンゴクラスだけ。日本舞踊とタンゴとではテンポの速さが極端に違う。せっかちな日本人がゆっくりと踊り、のんびり型のアルゼンチン人の踊りがテンポが速いのは、考えてみたら面白い。
タンゴ用の靴を製造販売している日系人女性が注文を取りに来た。色見本、型見本を見て私も1足注文。すでに1足持っているが、日本で結婚式などで穿きたいのだ。
日本で買ったハイヒールはふだん履きなれていないと痛くてしようがないのだが、タンゴシューズは2時間踊っても少しも痛くならないのだ。皮の柔軟性が違うのかも。
5月31日
夫が「2年前にもらった処方箋のコピーだけど、売ってくれるかなあ」と言いながら、近くのファルマシアに高血圧の薬を買いに出かけて行った。日本の処方箋は1回毎だが、この国では一度もらうと、後はコピーでいくらでも売ってくれる。
ただし、薬は日本の物の倍以上強いから要注意だ。中には4倍くらい強い時もある。夫も一度脈拍が極端に上がって引っくり返りそうになったが、実際に倒れた日本人1人と犬1匹がいる。動物薬も強いのだ。
by ruriwada | 2011-06-02 21:02 | Comments(0)