ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

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5月20日
ベルグラーノ(日本人が多く住んでる地区)の美容院Kへ行く。1年半ぶりに行ったらカットとパーマで以前は130ペソだったのが230ペソに値上がりしていた。
経営者は日系人で、「助手を雇ったら3ヶ月後に妊娠で有給休暇を取り、出産後復帰したのはいいが無断欠勤ばかりする。たまりかねて首にしたら訴えられ、アルゼンチンでは赤ちゃんのいる女性の権利が強く、結局5000ドル払うことになった。この国では何でも訴えますからね、うっかり人も雇えません」とぼやいておられた。
弁護士には国家試験がなく、大學の法科を卒業すれば弁護士になれるので、やたら弁護士が多いのだそうだ。
因みにスペイン語で弁護士はアボガド。アボカドはアグアカテ。何ともややこしい。
5月23日
タンゴの先生が旅行中でクラスは休み。スペイン語だけ受けに行く。授業が終わって出てきたら、タンゴクラスで一緒のマキシが寄って来た。2時間の日本語クラスのコーヒーブレーク中で、「あなたはスペイン語、ボクは日本語で話しましょう」と言うので、休憩が終わるまでつき合っておしゃべり。
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          街角風景 フォーシーズンホテル。ブエノス最高級ホテルの一つ
ところで先日の飛行機事故のことだが、何やら妙な雰囲気になって来た。最初の発表では除氷システムの故障と言う事だったが、クリスティーナ大統領のテスタフェロが搭乗していた事が分かってから、俄然きな臭くなってきたのだ。
テスタフェロとはダミー、黒幕と言ったような意味だが、法定代理人のような人で、クリスティーナの財務を始め、全てのプライベートな問題を一手に引き受けていたのだそうだ。当然、クリスティーナが知られて欲しくない面も全て把握しており、大統領選を控えてクリスティーナ陣営に消されたと言う説と、反クリスティーナ陣営が大物バックを消して現大統領の勢力を弱めようとしたのだと言う説が浮かび上がっていると言う。
そういう説が出てきても、まさかと思えない背景がまだまだこの国にはあるらしい。メネム元大統領の長男が飛行機事故で死んだ時も、ずっと事故と言われていたのが、後に、機体に数個の銃弾の跡があったことが公になったと言う。
その点、日本の与野党の猿の尻笑い的な足の引っ張り合い合戦は平和でいいのかなー。
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   街角風景
左端は最近化粧直しされて綺麗になったレティロターミナル駅舎、真ん中がホテル・シェラトン
5月24日
日本料理を教えている奥さんの一人から、「パレルモ大学で日本料理と日本文化」と言うタイトルの、日本人講師による講演がある」とお誘いを受け、しのつく雨の中、92番のコレクティボ(バス)で出かけた。
事前登録が必要で、6時半から始まるが、6時15分までには必ず入室する事と言われ、30分余裕を見て5時に家を出た。
この92番のバスは本数が少なくいつも待たされるのだが、今日も震えながら20分待たされた。パレルモ大学はセントロ日系の帰りに通るので知っていたが、行って見たら、「ここではやってない、もう一つ先の別館だろう」と言われ、そこへ行ったら、地図をくれて2ブロック先だと言われた。
何と、マリオ・ブラザー通りには両側に4ヶ所、パレルモ大学のビルがあるのだ。どうやら間に合いほっとしたが、結局開始は大幅遅れ。
おまけに始まったと思ったらモニターが動かない。やれやれ、いつもの事ながら、何で事前にチェックしとかないんだろう。
しばらくして無事写る様になり、女性講師もほっとした様子。内容は日本人には全て周知の事だが、外国人には美しい和菓子や弁当など新鮮な驚きだろう。
受講者はほぼ30名ほどで大半が日系人だ。知人数人と出会う。
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       和菓子の写真に会場のあちこちから思わず感動のため息が
5月25日
今日はアルゼンチンの革命記念日で祭日だ。車の多くが屋根に国旗を立てて走っている。30人程度のグループが数回、リベルタドールを長い旗を広げて持ちながら太鼓や笛を鳴らして行進している。5月25日通りではマクリブエノスアイレス市長が参加して、旗パレードをやってるのがテレビで放映されている。
この日は皆沢山の菓子を食べるとか。革命記念日はスイーツの日?
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午前中、夫の通訳のOさんが打ち合わせに来た。ご主人手作りのシフォンケーキを頂く。甘さ控えめで実に美味しい。日系人男性の中には料理やケーキ作りの名人がけっこういる。

午後はIさんが珍しくMさんと一緒にやって来た。これまたお菓子を沢山頂戴する。
 Mさんは市議会で働くバリバリのキャリアウーマンだったのだが、昨年定年退職された後、生後4ヶ月の孫のお守りを朝から夜の9時頃までさせられているようだ。
「私は今は肉体労働者です。毎日くたくたです」とぼやくことしきり。
日本留学から帰国した息子さんからカシオの電子辞書をプレゼントされたのだが、説明書が日本語なので使い方が良く分からない。教えて欲しいと前から頼まれていたのだが、孫の世話でこれまで来る暇がなかったのだ。半年も宝の持ち腐れ状態だったので、大喜びで帰って行かれた。
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ホテル・アルベアル。いつもは泊り客の国旗が飾られているが、国の記念日にはアルゼンチン国旗。外国からの貴賓客が泊ることでも有名なホテルだ。
ブエノスアイレスにはこの他にも、マリオット。レガシー。ハイアット。エンペリアル等の5星のホテルがいくつかある。高級ホテルの大半が私の住むレコレタ地区にある。
by ruriwada | 2011-05-27 04:47 | Comments(0)
5月12日
今月のパレルモレディースも先月に続いてオンジュラス通り。オンジュラス通りにはファンシーで美味しいレストランが沢山あるのだ。今回は「リオ カフェ」
店の壁一面にイグアスの滝の絵が飾ってある。ブエノスの町で嬉しいのは美味しいレストランが多いこともあるが、芸術の都でもある事だ。至る所に彫刻はあるし、画廊の数も多く、週末には絵描きたちが自分の作品を並べてたむろしてる姿があちこちの公園で見られる。
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リオ・カフェの壁面一杯に描かれた絵
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ポサダ通り、高速道路下のレストラン街で歩道美術展をやっていた。夫は「どうだ、俺に似てるだろう?」とご満悦
5月14日
今日の日本語クラスは3人欠席。私と同年輩の人が多いので、体の故障が多いのだ。私は健康そのもの、健診ではいつもA判定だ。夫からはいつも「脳みそはCマイナスだ」と言われるが・・
5月15日
またもや自転車パレード。今日のは公認なのか前後を警察のオートバイで守られて走っていた。レースをしている様子はなく、ただデモンストレーションでやってるらしい。
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                  リベルタドールで月に一度は見られる光景
5月16日
セントロ日系でタンゴとスペイン語。タンゴのホアンは1年間作曲の勉強をしたと言う。他にも習字を習っていることは知っていたが、家で漢字の勉強もしてるそうだ。ホアンにしろマキシにしろ、実に熱心に勉強し、色んな事にチャレンジしてるので感心してしまう。
アルゼンチン人は時間を守らないなどの困った習性があるのは事実だが、礼儀正しく真面目な若者が多いのも事実だ。最大の長所は弱者に優しい社会だと言う事だろう。
5月17日
近くに住む日本人の友人がランチにご招待して下さったので、お宅にお邪魔した。美味しい手作りのピザをご馳走になる。さすがイタリア系住民の多い国だ。イースト菌入りで、水を入れて簡単にこねればいいピザ用粉をスーパーで売っているのだ。私は普段あまりピザを食べないので知らなかった。
前に海外からの客で我が家が民宿状態にされると書いたが、この友人宅もご同様らしい。うちは幸い部屋数が多くて予備のベッドがあるからまだしも、このお宅では寝室が1つだから、数日泊って行ったお客の時は大変だったらしい。
うちでは1度に2泊以内、2人以内と公言して以来、あまり泊り客は来なくなったのでほっとしている。
5月18日
ビセンテロペス(大統領公邸がある街でセントロから列車で30分)から日本語を習いに来ているIさんが大幅に遅刻して来た。人身事故で列車が途中で止まり、バスを乗り継いで来られたのだが、やっとたどり着いたと言う感じだった。
おまけに着いたと思ったらケータイがジャンジャンかかって来る。2週間前に手術をされたご主人が、もう回復されてるのに、あっちが痛い、こっちが痛いと泣き言を言ってくるのだそうだ。
スペイン系のご主人だが、亭主と言うのはどこの国も同じで甘ったれらしい。
うちの亭主など、ふだんは頑健そのものだが、39℃の熱を出した時など、「おい、おれはもうダメだ。遺書を書くからメモとペンを持って来い」だって。もちろん、無視してやったが・・
5月19日
ネオケン州のリオ・ネグロでソル航空が落ちて全員(22人)死亡のニュース。氷が機体を覆い、除氷システムが故障したせいだとか言っている。仲良しのウワバミが3月までネオケンで働いていたのだが、電話で良く「寒い」を連発していたことを思い出した。アンデス山脈沿いの南部は日本の北海道並の寒さなのだ。
ブエノスアイレス市内は今は朝晩は5℃位まで下がる事があるが、日中は20℃前後になり風がなければ汗ばむ位だ。葉が真っ黄色になってる木もあれば、まだハイビスカスの花も咲いている。
両替店へ行く途中サンマルティン広場を通ったら、ブックショーをやっていて、世界中の本3万冊でタワーが作られていた。日本の本もあちこちに見られる。
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                          3万冊の本のタワー
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                          所々に日本の本もあった
by ruriwada | 2011-05-21 04:37 | Comments(2)
5月9日
5月8日は日本じゃ母の日。何週間も前から商魂たくましい商売人がいやが上にも盛り上げるが、ブエノスは母の日のハの字もないので不思議だったが、何とアルゼンチンの母の日は10月だったのだ。タンゴクラスのホアンとマキシに教わって分かった。
ハハのんきだね・・・さぶー。
ホアンは22才、ブエノス市内から列車で一時間ぐらいの所から、タンゴと太鼓を習いに来ている。日本語は地元の西部日本人学校に通っていると言う。
マキシは30才、英語の通訳と翻訳をしていて、セントロ日系ではタンゴと日本語を習っている。二人とも日本語の勉強を実に熱心にやっている。日本人同士の会話に時々割り込んで「どういう意味か?」としきりに聞く。
マキシはタンゴの他にもサルサ、フォルクローレ、ルンバ、その他何でもござれの名ダンサーでもある。今日は先生代わりにアブラソ(ちょうど日本語の人の字のように、女性が上半身だけ男性に寄りかかる形で踊る)やガンチョ(男性が片足を突き出し、女性がその足を軸にして蹴り上げるステップ)を教えてくれた。これが出来るようになると、いかにもプロっぽくなる。
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                      街角風景。面白い彫刻1
風邪がやっと治った。2週間かかった。ビール試飲をしてアルコールで内蔵を消毒した甲斐があった・・?
ところで、先日の花火はパレルモの天文台の創立記念だった。
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                      面白い彫刻2                     
5月11日
夫が所属先とは別の環境保護団体責任者のFから頼まれて講演をすることになった。会は9時半開始だが、夫のは10時半頃からと言う。この「頃」というのがくせもの。日本人の感覚だと大体前後10分くらいなものだろう。ところがこの国では30分後か2時間後か、先ず前倒しになることは皆無。
この日も几帳面な夫は9時に行って下準備。私も助手として同伴。ところが、夫を招待し主催者であるF氏の講演、質疑応答が延々と続き、11時20分を過ぎた時点で私だけ帰らせてもらった。12時に家に配達が来る予定だったのだ。(これも結局来なかったが・・)
夫の話では、始まったのは12時過ぎだったそうだ。それも夫の通訳が1時には用があるので、主催者側日本人スタッフが注意を促してようやく・・という事だったらしい。
頭から湯気を立てて帰宅した夫を見て、気の毒やら、それにしても良く切れなかったと、感心した。アルゼンチンに長くいたら忍耐力がつく事だけは確かだ。
アルゼンチン人の講演者は講演中に自己陶酔してしまって、他人のことは全く念頭から消えてしまうらしい。以前も1人30分の持ち時間なのに延々2時間やり、しかも自分のがすむとさっさと帰ってしまった、市のお役人がいたっけ。
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                  面白い彫刻3
テレビで国内線航空会社2社のストのニュース。アルゼンチンでは国内線、国際線を問わず空港スト、遅延、ドタキャンは日常茶飯事だから、アルゼンチン旅行をお考えの方は、日にちに余裕ある計画を立てられる事をお勧めする。
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面白い彫刻4
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        面白い彫刻5
by ruriwada | 2011-05-14 04:30 | Comments(0)
5月6日
レコレタ墓地そばのレストラン街に50cc入りビールを6種類味わえる、醸造所バー「BULLER」がある。夫が先日行って美味しかったと言うので、友人2人を誘って行ってみた。ビールとくれば本来は夜だろうが、主婦は夜は出かけられないからランチを兼ねることにした。
良い天気だが風が少し冷たかったので、テラス席ではなく中に座る。各自6グラスビールセットと、イカリングフライとピザ小を3人で分ける。ピザもイカも美味しかった。ビールもどれも美味しい。
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6種類のビールの特徴と感想は手前向かって左から
①Light lager :アルコール4.5° 最も一般的ビール。リフレッシュに最適
②Hefeweissen:アルコール5°ドイツの麦使用。クローブとバナナの香り。夏向きビール
③Honey Beer:アルコール8.5°ブエノスアイレス州産蜂蜜をベース。新しい味覚を経験   し                   したい人向き
④Oktoberfest:アルコール5.5°原産はドイツ、バイエルンで収穫された麦。ウィーンと
      ミュンヘンのモルトを使用。モルトを味わいたい人向き。
⑤India Pale Ale:アルコール6.0°18世紀にイギリスで開発。イギリスのホップ使用。
         未知の香りと苦味を楽しみたい人向き。
⑥Dry Stout:アルコール5.8°アイルランドビールの典型。黒ビール愛好者向き

他の5種類を飲んだ後だと、①のLightは軽すぎて少し物足りない。③ Honeyは文字通り少し甘い。普段は黒ビール党なのだが、⑥の黒ビールは少しくせが強い感じ。私が気に入ったのは⑤のIndia。
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                レストラン BULLER 内部
5月7日
夫の職場である自然保護団体とブエノスアイレス大學(UBA)獣医学部とが共同でリャマの繁殖プロジェクトを行っている。その関係で獣医学部キャンパスの中に団体の事務所を開設。その開所式パーティが行われることになった。
アサドパーティと言うことで主催者は張り切って準備していたのだが、一昨日の夜、フェンスで囲み入り口にカギをかけた敷地内にセットしておいた焼肉用の器具(日本のキャンプ用バーベキュー器具みたいな物)が盗まれてしまった。
と言う訳で、今日のパーティは急遽エンパナダになったそうだ。全く、信じられない。ここでは以前にも、講演中に受付の人達の背後に置いてあったパソコンが盗まれたことがある。この国の泥棒はまさに天才的早業だ。
夜9時頃、パレルモ公園の方角で花火大会が始まった。今時何だろう?
明け方4時頃まで、うちのアパートではパーティをやってるらしい大騒ぎが聞こえていた。何かの記念日でもあろうか?
5月8日
シアトルの長女から母の日おめでとうメール、ニューヨークからはスカイプで二女と孫娘からビデオ通話。ハーフの孫娘が「ハッピーマザースデー」とネイティブ発音の英語での挨拶。
孫娘の日本語は私のスペイン語より語彙が豊富でなめらか。英語の発音に至っては完全に孫のKO勝ち。ウン十年も英語を勉強しとるっちゅうのに、生後2才10ヶ月に負けるとは・・
ああー情けない。なんせ右の耳から入った単語は、脳に留まることなく左の耳から出て行ってしまうのだ。
今夜もまた花火。アルゼンチンは今は晩秋。見物するにも寒いだろうに。
by ruriwada | 2011-05-09 22:22 | Comments(0)
5月1日
先週29日の金曜日にメーデーをやっていたので不思議だったが、今日もやっている。金曜のがシンジケート系(労働組合)で今日のがポリティカ(政府系)で、敵対する2大組合がメーデーでケンカをせぬよう分けているらしい。
それに10月に大統領選をひかえているので、どちらの組合がどれだけ多くの参加者を集められるかが重要なのだそうだ。
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街角光景:ブエノスの町の至る所の交差点で、迷彩服を来た数人が赤信号と同時に車列の前に飛び出して   看板を見せている。映画の宣伝らしい。
ところで1日土曜日から二日間ぶっ続けで、テレビでエルネスト・サバトという99才の作家の死を報じている。よほど有名で人気のある作家なのだろう。
「トンネル」「作家とその亡霊たち」「英雄達と墓」という作品で知られてと言う。この「英雄達と墓」はアルゼンチンについての話らしいので、帰国したら読んでみよう。
5月2日
今日のびっくりニュースは世界貿易センタービル破壊の、あの911事件の首謀者と言われるビンラディン殺害。
10年前のあの時、我が家の3人の子供達はシアトルに長女、ニューヨークに二女、フィラデルフィアに長男と、全員がアメリカに住んでいた。当時二女が通っていた大学は貿易センタービルのすぐそば。
真夜中長男から「母さん、急いでテレビつけて。フィラデルフィアの郊外にも飛行機が落ちた。町は戦場のような騒ぎだ。ボクは無事だけど、お姉ちゃんと連絡がつかない」と、突然の電話。
長女も無事だと分かったが、二女とは連絡がつかない。一晩中、夫とテレビの画面に目をクギ付けにしながら、電話をかけ続けた。
翌日昼頃、「なっちゃんはハーレムの友達の家に逃げて無事でいる」と、二女のブルックリンのアパートのルームメートから電話が来て、ほっと胸をなで下ろしたした事が昨日の出来事の様に思い出される。
アメリカは鬼の首でも取ったかの様に大喜びしてるが、ビンラディンに代わる指導者はいくらでもいるだろうし、かえって報復テロが増えるのではと心配だ。
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             街角光景:サンマルティン広場のピエロ
風邪がほとんど治りかかっていたので、タンゴクラスとスペイン語に出かけたのだが、寒さでぶり返したらしい。タンゴの後咳が出始め、ゴホゴホやってたら、セントロ日系ボスのリカルドがノド飴を数個差し入れしてくれた。優しいんだね。見直しちゃった。
5月3日
夫が8日ぶりにメルローから帰って来た。鬼のいぬまにうんと羽を伸ばそうと思ってたのに、ずっと風邪で、食欲もないしノドが痛くて味が分からないから、何も出来なかった。
やれやれ、日頃の行いの悪さのバチが当たったのかも。
メルローはオニキス(縞メノウ)の産地なので、夫にオニキスの皿を数枚買って来てもらった。ブエノスに比べ格段に安い。アルゼンチンは貴石の一大産地でもあるのだ。
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オニキスの皿:実に美しい色合いをしている
ところで、先日60番のバスのストについて書いたが、最近経営者が変わり、バスを全部新しいのに買い換えたという。何しろブエノス一のオンボロバスで有名だったのだ。
そこまでは良かったのだが、そのおかげでお金がなくなり、従業員達への給料の支払いが遅れ、抗議ストをやってるのだそうだ。
いかにもアルゼンチらしいと笑ってしまった。
by ruriwada | 2011-05-06 04:26 | Comments(2)
4月27日
Iさんとタクシーでオベリスク近くのホテル・アメリカーナへ行く。このホテルの最上階のカフェからの眺めがとても良いのだそうだ。
ところがホテルに着いて見ると、3ヶ月前にこのカフェから飛び降り自殺をはかった若い女性がいて、現在は閉鎖中だと言う。
ここで、はかった、と書いたのは何と、この女性、路上駐車中の車の上に落ちて助かったのだそうだ。運転手も幸い車外にいて難を逃れたという。まさに奇跡。
ホテルのフロントで、他に眺めのよいカフェはないか聞いたら、コリエンテス通り222番地にあると教えてくれた。7ブロックほど歩いて行く途中、コリエンテス348番地を通った。
タンゴの名曲「メディアルース(淡き光に)」に出て来る場所だ。イントロがコリエンテス・トレス・クアトロ・オチョ(348)」である。歌の舞台の頃は高級娼館だったが、今はオフィスビルになっていて、看板だけが残されている。
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      タンゴの名曲メディア・ルースのモデルのビル
コリエンテス222のビルの19階にあるカフェに入る。ビルの名前はずばり「A222」プエルトマデロ地区の向こうにラプラタ川が見渡せる絶景である。偶然にも先日パレルモレディースで行ったボデガ El Fin del Mundo の系列店だった。眺望代が含まれるのかパレルモ店より高い。
20階は日本料理店AKIRAが入っている。しかしオーナーは日本人ではないそうだ。
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                   コリエンテスA222のカフェからの眺め
4月28日
セイボ会秋の総会は日本大使公邸。いつもは市内の高級レストランでやるのだが、今回は参加費を日本の震災復興支援金に回すということで、大使公邸を提供して下さったのだ。67番のバスでカビルドのエルナンデスまで行き、ヴィレイ・デ・ピノを歩いて行く。この67番のバスは極端に本数が少なく、今日も30分待たされた。
ブエノスアイレス市内は殆ど碁盤の目のようなのだが、ヴィレイ・デ・ピノは途中で何度か放射状に分かれるので道に迷ってしまった。大使館お抱えのコックさんお手製の美味しい料理をたらふく頂いて、余は満足じゃー。
4月29日
今日はアルゼンチンではメーデーだ。「どうして5月1日じゃないの?」と日系人の友人に聞いたら、「1日は日曜でしょう。アルゼンチン人は怠け者だから、日曜には誰も集まらない。平日なら仕事サボって、しかも参加すればお金がもらえるから」と、辛らつなご意見が返って来た。本当の理由は何だろう?
4月30日
料理教室の今日の献立は、貝のシチュウ、ほうれん草の海苔巻き、きのこご飯。私が喉風邪で味が分からないので、生徒さん達に味付けを頼んだ。全員日系人と言っても、大まかさは完璧アルゼンチン人だ。味を見ながら少ずつ、じゃなく、いきなり塩をドバッと入れることがあるので、ヒヤヒヤしたが、ご本人達が美味しい、美味しいを連発して食べていたので、成功したらしい。

ところでここ1週間ほど、フォルモーサ州の先住民TOBAの人達が、7月9日通りの5月広場周辺にテントを張ってピケを続けている。料理クラスの生徒さん達の話だと、州政府が先住民の土地を取り上げて、転売し、しかもその代金の大半は高官の懐に入ってしまうのだと言う。
先住民達はもはや住む場所がなくなって、クリスティーナ大統領に直訴に来てるのだが、大統領は会おうともしないとか。大統領自身が同じような事をやって、任期中に巨額の金を稼いだと言われてるくらいだから、地方の高官を弾劾出来ないのだ、というのが皆さんのご意見だった。どこの国でも似たりよったりだろうが、アルゼンチンの政治家の汚職はかなりひどいようだ。
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街角風景 イギリス大使館。大使館によっては撮影を禁止してるところがあるので、事前に許可を求めた方が良い
by ruriwada | 2011-05-01 08:50 | Comments(0)