ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

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アルゼンチンに長くいればずいぶん辛抱強くなるが、今日はさすがに参った。アルゼンチンにはカリフーとディスコと言う大きなスーパーマーケットのチェーン店がある。前回も今回も私の住むアパート近くにはディスコしかないので、日用品及び食料品はもっぱらディスコですませている。
レジには泥棒を警戒してか釣銭を少ししか置いてないらしく、年がら年中、客を待たせて「ヵンビオ!カンビオ(両替)」と叫ぶ。係りの者が来て両替するのだが、けしてすぐ来たためしがない。客に知り合いや交代の店員が来た時には先ずハグ(抱擁)とベソ(キス)。隣のレジと長々おしゃべりしながら片手間でレジを打つ。こんな事は日常茶飯事だからこちらも慣れっこ。
今日(3月3日)は水曜日。水曜日は60歳以上は1割引きになるのでいつも超満員だ。そういう私も普段は年を聞かれると「トレインタ・マス(30プラス)」と言ってごまかしているんだけど、この日ばかりは見栄より実を取って、実年令を言ってまけてもらっている。
この日もレジが混んでいて、一番少ないレジを選んで待つこと10分。やっと順番が回って来たと思ったら、レジの交代。レジ中のお金を数えたり、レジに長々と何やら打ち込んでやっと準備が整ったと思ったら、レジのモニターにシステム異常の表示が出た。
レジ係りが何度も大声で技師を呼ぶのだが、これがなかなか現れない。
後ろに並ぶ人達数人と顔を見合わせため息。レジを変えたくても、どのレジも長蛇の列。だいいちお金を払わずに通り過ぎたら万引きと思われる。ただただ忍の一字で待つことさらに10分以上。わずか16個の品物を買うのに30分もかかってしまった。さすがにキレそうになったが、レジ係が何度も「待たせてごめんなさい」と言うのでやっとがまんした。なんせアルゼンチン人が謝るなんて、ほんと日本のトキと同じぐらい珍しいのだ。
アルゼンチンに住んで一番多く耳にする言葉は「カンビオ」と「マス・タルデ(後で)」だ。
「いつ直るの?」と聞いても返って来る返事はいつも「マス・タルデ」
このスーパースローライフに慣れるのはせっかちな私には一苦労だ。

ところで明日ブエノスアイレスを発ち、ニューヨークに数日滞在した後日本へ一時帰国。
3月30日に又アルゼンチンに戻って来る予定。日本では茨城県のつくば市に家があるけど、我が豚児の息子が鹿児島に就職してしまったので、ちょっこら様子を見に行くつもり。
33才にしてまだ嫁の来てのない息子の部屋は文字通り「豚小屋」だろううなあ。いや、ブタは案外きれい好きだそうだから、息子の部屋は粗大ゴミ置き場といったところか。
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               街角風景。ラス・エラス公園
地下鉄D線オルティス駅近くのラス・エラス公園には毎夏2ヶ月間、市がビーチパラソルを設置する。私は週2回、セントロ日系に行く途中この公園そばをバスでとおるのだが、、市民はこの下で男はショートパンツ一枚、女はビキニで寝そべっている。まるでビーチだ。3月1日、パラソルは撤去された。もうアルゼンチンの夏休みは終わったのだ。
by ruriwada | 2010-03-04 21:16 | Comments(1)
3月に一時帰国するので、久し振りにフロリダ通りと、ラバジェ通りに買い物に出かけた。フロリダ通りはブエノスアイレス一番の繁華街で歩行者天国になっている。ラバジェも歩行者天国で、フロリダと交わっているが、こちらは映画館やゲームセンター等のエンターテインメントの店や、安い靴店やカバン店、タンゴ曲専門店などがあり、土産物もフロリダ通りよりはるかに安い。
フロリダ通りではいつも何かしらのストリートミュージシャンが演奏している。今日も3カ所でギターを弾いていた。私は音感ゼロの方なので、上手下手は分からないが、行きも帰りも、一人のギター弾きの周りは聴衆で一杯だったから余程上手なのだろう。
この国の人達ははっきりしていて、たとえ演技者なり演奏者が子供であっても、下手だとお金を上げない。地下鉄の中で7才位の女の子が実に上手にお手玉をした時など、終わると一斉に拍手がおこり、大勢がお金を渡していた。別の日、同じ年頃の男の子がやはり地下鉄の車内でお手玉をしたが、落としてばかりで上手くなかった。勿論誰ひとりお金を上げる人はいなかった。
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                 フロリダ通りのギター弾き
フロリダ通りの終点はサン・マルティン公園だが、サンマルティン広場の周辺には高級土産物店が並んでいる。特に革製品やインカローズ等の貴石の加工品を売ってる店が多い。このうち2店には日本語の話せる日系2世の店員がいる。私が行きつけのフレンケルには20年以上勤続の親切で美人の日本人女性がいて、再会を楽しみにしていたのだが、昨年急逝されたそうでがっかりした。
フロリダ通りには「パシフィコ」と言うデパートがあって、地下がフードコートになっている。安くて美味しい店が沢山あり、チップの心配をしないで食べれるのが魅力。3階にはタンゲリアがある。食事なしだがとても安いし、早い時間帯に見れる。
しかし、ここは観光客をねらったスリが多いので要注意。
by ruriwada | 2010-03-04 06:51 | Comments(0)
テレビでクリスティーナ大統領が、何やらマルビナス諸島について気炎を吐いている。
マルビナス諸島とはフォークランドのことだ。イギリスとの領土戦争に負けて、イギリス領になってしまったが、アルゼンチンの地図には今でも堂々アルゼンチン領となっている。
先ごろイギリスの会社が石油の試採掘をやったのでアルゼンチンがかっかときてるのだ。今回は中南米諸国が全員一致でアルゼンチンの味方をしてるので強気なのだ。
初めてアルゼンチンに来た時、「絶対フォークランドと言ってはいけない。殺されてしまうから」と、アルゼンチン人の友人が冗談半分で忠告してくれたのだが、確かにここではフォークランドと言う言葉は禁句だ。
今日(3月1日)トイレに入っていたら、何やら賑やかなマーチの音が聞こえて来た。あわててトイレから飛び出し窓から下を見たら、数百騎の騎馬隊員がリベルタドール通りを行進中だった。ポルテーロ(管理人)に聞くと、マルビナス諸島問題についての軍のデモンストレーションらしかった。
しかし沿道の民衆は誰も騒いでいなかったから、国民の関心はもっぱらチリ地震の方にむいてるのだろうか。
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             リベルタドールを示威行進する騎馬隊
by ruriwada | 2010-03-02 08:36 | Comments(0)
テレビのニュースは昨日も今日もチリの地震一色だ。ブエノスアイレスはかなり離れているので、影響はなかったが、アンデス山脈周辺の都市メンドーサやサンファンでは死者も出た。
私達も2月2日にチリのサンティアゴ空港を利用したばかりなのでぞっとした。被害の大きいビニャマルやバルパライソは2年前に訪れた事があり、美しい海岸線が思い出に残っている。何とも痛ましいことだ。

ところで先日の我が家の3日間の停電について書いたが、あの日はブエノスアイレス広範囲で洪水や長時間の停電があったそうだ。ブエノスアイレスでは普通2月には雨が降らず、今回の様な大雨は記録的なんだって。
世界中どこもかしこも天候異変に相次ぐ災害。人間も異常行動。ついでに言うと、我が家の電子レンジは又狂いだした。
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               街角風景。アルベアル公園の大木
by ruriwada | 2010-03-01 04:25 | Comments(0)