ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

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帰りの便の出発は夜の9時過ぎ。今回こんなにゆっくり時間をかけたのは、ちょうどこの時期はアルゼンチンでは「日本の二百十日」に当たるからだ。バルデス半島では雨はめったに降らないが、台風並みの風が吹くそうで、この時期は船が出ないことがあるんだって。ま、私たちはラッキーで予定通りにいったから、時間があまってしまったという訳。
10時にチェックアウトして荷物をホテルに預け、街の散策とショッピング。町外れの博物館に行ったら午後3時からだと言うので、引き返し、海岸沿いを歩く。海に長く突き出した桟橋があり、人が歩いていたので私達も歩いて突端まで行く。桟橋には警備艇がつないである。橋の上からすぐ近くにクジラが数頭泳いでるのが見えた。
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                  ホテル前の湾内のクジラ
ホテルの前の湾内にこんなにクジラがいるんなら、初日に何もわざわざ100ぺソ払って遠くまで見に行く必要がなかったねと、夫と苦笑い。だいたい、ホテルの部屋からだってクジラが泳いでるのが見えるのだ。
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      立ち木の彫刻
ホテルの前の海岸沿いの並木は、立ち枯れた木そのまま丸ごと、彫刻にしてあるのが面白い。日本では見かけたことがないから、日本人には思いつかない発想なのかなあ。
昼食は又、ナウティコへ行った。わずか3日の滞在中に3度も行ってしまった。それぐらい美味しくて安い。
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                   ナウティコの入り口
3時から博物館へ行く。博物館とは言っても、個人の家を改造したようなこじんまりしたもので、見る物はあまりない。でも館員たちは皆親切。
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            博物館
飛行機は出発が2時間遅れ、ブエノスアイレスのアエロパルケ空港に着いたのは真夜中を過ぎていた。
タクシーに乗って行き先を告げたとたん、運転手が「21ペソ」と言う。「え?これラジオタクシーでしょう?どうしてメーターじゃないの」と言うと「メーターが壊れてる」とのたまう。
タクシーにはここ最近、2度ばかりぼったくられたから、思わずかっときて「メーターを倒せ」と抗議すると、運転手はメーターを倒した。と、パコッとまた跳ね上がってしまった。本当に壊れてるのかも。だけど相手の言うままカモにされるのもしゃくだ。
いつもは長いものには巻かれろ主義の夫も珍しく「高い」と文句を言ったので、俄然勇気づけられ、大声で「ラジオタクシーなのに」とか「いつもは10ペソで行くのに」とか散々
文句を言い始めると、運転手は気が弱いのか次第に弁解口調になってきた。
こちらも真夜中のことだし、何しろ最終便だから他にタクシーが見つからなかったら大変だから「それじや、20ペソなら払う」と言うと、ほっとした様子でOKときた。
降りた後、運転手は又いろいろ言い訳を言い、「ビエン・ビアヘ(良い旅を)」だって。根は悪い人じゃないのだろう。
日系アルゼンチン人の友人達にこの話をすると、「スペイン語でケンカができるようになったとは立派」と褒められた。でも白状すると、相手の言ってることはほとんど理解できなかったのだ。へへ
因みにアルゼンチン人と言うのは言い訳の天才だという話だ。それにウルトラ級の議論好き。日本人の友人がアルゼンチン人数人と同席した時、彼らはハンバーガーの話だけで1時間も議論していたそうだ。
by ruriwada | 2008-12-13 09:09 | Comments(0)