ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

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 9日早朝飛行場へ着き、チェックインをすませて出発フロアでモニターを見たとたん、目が点になった。軒並みDELAYまたはキャンセルになっている。ウソ!また?思わずその場にへなへな座り込んでしまった。
 と、表示が点滅を始め、遅延になったり搭乗中になったり・・・なにこれ?モニターの故障?でも朝から爆音が一回も聞こえないし・・ロビーをウロウロしてるうち、始発の便が1時間半遅れて出発した。
 で、私達の便も1時間半遅れの出発。アルゼンチンの飛行場での1時間2時間の遅れは日常茶飯事。定刻に出るほうが珍しいのだ。
 1時間一寸でコルドバ到着。コルドバ市は飛行場から車で30分。ホテルはコロン広場(因みにコロンとはコロンブスのこと)近くのインテルプラサ。アルゼンチン第二の都市だけあって、客の大半はビジネス客だそうだ。客の少ない週末は格安になってるが、一応5星。泊り客は少ないが、いくつもある大宴会場は昼間からどれも満杯で、大賑やかだ。
 到着日のツアーは午後4時からの市内観光。旅行会社の話ではコロン広場前のカテドラルの階段で待て、ということだった。
コロン広場では子供達のお祭りなのか、パレードが行われていたので、階段に腰を下して、パレードを見物しながら待っていた。
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                   コロン広場のパレード
しばらくすると、少し離れた場所に、真っ赤な車体にマクドナルのマークと、マクドナル・シティ・ツアーと大書した展望バスがやって来た。大勢を降ろしてから運転手が外に出て所在なげにブラブラしてるのが見える。
へえ、マクドナルでもツアーを始めたのかなあ?観光客達が戻って来るのを待ってるのかな。それにしても私達のツアーバスは遅い。
出発予定を15分過ぎてイライラし始めた夫が「ためしにあの運転手に聞いてみろ」と言う。
 書類を見せて聞くと、運転手は「ガイドに聞いてあげるから」と二階の展望部に上がって行き、私に上がって来いと手招きする。ガイドは書類を見て、一言「シー」
え?このバスだったの?あわててバスの上から夫に合図。夫が乗り込むとバスは出発。どうやら私達を待っていたらしい。
まったくもう!普通はガイドが集合場所へ呼びに来て、人数と名前を確認するもんでしょうが!。ガイド嬢はすでに乗っていた青年2人の観光客とおしゃべりに夢中だったに違いない。
だいいち、マクドナルドのバスだなんて聞いてないよ。情報不足もいいとこ。でも,こんな事でいちいち腹を立てていたら、この国では生きてゆけないのだ。がまんがまん・・・
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                   コロン広場
コルドバは街全体がユネスコの世界遺産に登録されてるだけあって、くすんだ古いヨーロッパ風の建物が多い。殊に遺跡のような感じの教会がそこここにある。ブエノスアイレスに比べて、車の数も少なく、全体にゆったりした感じがする。
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                   コルドバ大学の構内
コロン広場近くにアルゼンチン最古のコルドバ大学があり、古めかしい巨大なビルが立ち並んでいて、大学町の様な趣きだ。大学とくっついて高校もある。
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                   コルドバ大学の中庭           
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                   コルドバ大学の内部は近代的
昼食はコロン広場前のカフェで、夕食もやはり広場そばのレストランですませた。昼食の方は地球の歩き方ご推薦のカフェだけあって美味しかった。夕食の方は8時開店と同時に入ったら、次々とアサド用の薪を運び込んでくる。
「今から肉を焼くんじゃ、えらく時間がかかわるよ」と言ったのに、夫はアサドを注文。案の定、1時間待たされてから、火の通りの早いチョリソーやチキンだけが来て、あとは焼きあがるまで待てと言う。
私の方はマスのグリルを頼んだのだが、これがただ開いたマスを焼いただけで、全く味がなく、ソースもかかっていない。あきれてウェイターに「ソースはつかないの?」と聞くと「ノー。胡椒をかけるか?」と、胡椒をかけてくれた。
仕方なく塩を降って食べたが、野菜サラダもただ生野菜を盛っただけ。酢とオリーブ油を持って来て、自分でかけて食べろ、だって。
さらに1時間ほどたってやっとアサドが焼き上がったが、これが例の如く巨大な肉の塊。さすがの夫も半分も食べきれずにギブアップ。
ついてない時はついてない。ホテルの隣室で、パーティの二次会をやってるらしく、ドンちゃん騒ぎが聞こえて来る。話声のほうは12時頃聞こえなくなったが、大音響の音楽は続いている。夫の大イビキに慣れっこの私はこの大音響をバックに寝てしまったのだが、2時頃夫がむくっと起き上がり、「フロントに文句を言え」と言う。
まったくもう、都合の悪いことはいつも私に言わせようとするんだから。寝ぼけ眼で「自分で電話してよ」と、いつもの如くやり合ってるうちに、突然音が小さくなった。向こう隣の部屋の人が苦情を言ったのかもね。やれやれ。
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                 コルドバ大学そばの高校生
by ruriwada | 2008-05-21 00:36 | Comments(0)
 セントロニッケイでスペイン語の勉強中のこと。Tシャツを買いたいと言うつもりで「キエロ コンパラル ウナ ラメラ」と言った。とたんに先生、一瞬顔をしかめた後、腹抱えて笑い出した。
「Tシャツはレメロ。ラメラは売春婦!」「ゲッ・・」
思い出した。サルタで親しくなったガイドのラミロが顔を真っ赤にして、大笑いしながら私に何度も自分の名前を言い直させたっけ。
 今考えてみれば、彼のことを「ラメラ」って呼んだような気が・・ごめんねラミロ君。
「マテ茶を飲むと目がきれいになるんだよ、どう?ボクの目?」と、サングラスを外してみせたラミロの目は綺麗なグリーンだったよなあ。あのキュートなラミロ君、どうしてるかなあ。
 ともあれ、店で言わなくて良かった。と言う訳で、今日はお恥ずかしい失敗談をご披露。明日からコルドバ行ってくるね。
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          私がスペイン語とタンゴを習ってるセントロニッケイ
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          ブエノスアイレス街中風景(サンマルティン広場)
by ruriwada | 2008-05-09 08:07 | Comments(0)
待望の雨が降ってやっと野火が消えたと思ったら、チリの噴火山が爆発し、その灰がアルゼンチンの南部、ネオケン地方に降り注いだ。幸いブエノスアイレスまでは届かなかったが、テレビで見るネオケン地方は家も道路も灰ですっぽり覆われ、雪が積もったみたいに真っ白だ。
この国でマスクをしてると病気持ちと勘ぐられ、嫌な目で見られる。ブエノスアイレスで花粉症のためマスクをしていた日本人の知人は入店を断られたそうだ。ところが火山灰のためネオケン地方の人々は今やほとんどマスクをしているらしい。
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               雪ではありません。 火山灰です
全く、私がアルゼンチンに来て以来、この国では異常事態続きだ。昨冬は98年ぶりにブエノスアイレスに雪が降ったし、昨年春には記録的な濃霧、夏には各地で未曾有の大洪水。
次いでアルゼンチン初の女性大統領登場、もっともこれは自然災害ではないけどね。とは言っても、クリスティーナが就任して以来、10年近く据え置かれていた公共料金やらバス、地下鉄が値上げされ、それを機会に一斉に物価が記録的上昇してるから、こちらは人災かも。
そして野火に火山灰。野火がどうしてなかなか消えないのか不思議に思っていたら、日系人の人達が教えてくれた。牧草地などには、1メートル以上の深さまで腐葉土が堆積してるので、火が下に入ってくすぶり続けたんだって。
それにしてももうこれ以上災害が続きませんように、アーメン・・なんちゃって。もしかしてこの災害、私がもたらしていたりして・・なんて言ったら、カトリックの国だから魔女裁判にでもかけられそ。
それはさておき、スモーク人間にもされず、無事サバイバルできた。ありがたや、ありがたや。そこで今週金曜(5月9日)から3日間、先日行きそこなったコルドバへ行くことになった。コルドバはアルゼンチン第2の大都市で、アルゼンチン最古の大学と、チェ・ゲバラが子供時代を過ごした家がある。
チェ・ゲバラの大ファンとしてはワクワクもの。因みにゲバラが革命家としての一歩を踏み出したのが、ブエノスアイレス市内のレティロ駅からだそうだ。
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                       レティロ駅
by ruriwada | 2008-05-07 22:42 | Comments(0)