ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

瑠璃通信57  コルドバ ①

 9日早朝飛行場へ着き、チェックインをすませて出発フロアでモニターを見たとたん、目が点になった。軒並みDELAYまたはキャンセルになっている。ウソ!また?思わずその場にへなへな座り込んでしまった。
 と、表示が点滅を始め、遅延になったり搭乗中になったり・・・なにこれ?モニターの故障?でも朝から爆音が一回も聞こえないし・・ロビーをウロウロしてるうち、始発の便が1時間半遅れて出発した。
 で、私達の便も1時間半遅れの出発。アルゼンチンの飛行場での1時間2時間の遅れは日常茶飯事。定刻に出るほうが珍しいのだ。
 1時間一寸でコルドバ到着。コルドバ市は飛行場から車で30分。ホテルはコロン広場(因みにコロンとはコロンブスのこと)近くのインテルプラサ。アルゼンチン第二の都市だけあって、客の大半はビジネス客だそうだ。客の少ない週末は格安になってるが、一応5星。泊り客は少ないが、いくつもある大宴会場は昼間からどれも満杯で、大賑やかだ。
 到着日のツアーは午後4時からの市内観光。旅行会社の話ではコロン広場前のカテドラルの階段で待て、ということだった。
コロン広場では子供達のお祭りなのか、パレードが行われていたので、階段に腰を下して、パレードを見物しながら待っていた。
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                   コロン広場のパレード
しばらくすると、少し離れた場所に、真っ赤な車体にマクドナルのマークと、マクドナル・シティ・ツアーと大書した展望バスがやって来た。大勢を降ろしてから運転手が外に出て所在なげにブラブラしてるのが見える。
へえ、マクドナルでもツアーを始めたのかなあ?観光客達が戻って来るのを待ってるのかな。それにしても私達のツアーバスは遅い。
出発予定を15分過ぎてイライラし始めた夫が「ためしにあの運転手に聞いてみろ」と言う。
 書類を見せて聞くと、運転手は「ガイドに聞いてあげるから」と二階の展望部に上がって行き、私に上がって来いと手招きする。ガイドは書類を見て、一言「シー」
え?このバスだったの?あわててバスの上から夫に合図。夫が乗り込むとバスは出発。どうやら私達を待っていたらしい。
まったくもう!普通はガイドが集合場所へ呼びに来て、人数と名前を確認するもんでしょうが!。ガイド嬢はすでに乗っていた青年2人の観光客とおしゃべりに夢中だったに違いない。
だいいち、マクドナルドのバスだなんて聞いてないよ。情報不足もいいとこ。でも,こんな事でいちいち腹を立てていたら、この国では生きてゆけないのだ。がまんがまん・・・
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                   コロン広場
コルドバは街全体がユネスコの世界遺産に登録されてるだけあって、くすんだ古いヨーロッパ風の建物が多い。殊に遺跡のような感じの教会がそこここにある。ブエノスアイレスに比べて、車の数も少なく、全体にゆったりした感じがする。
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                   コルドバ大学の構内
コロン広場近くにアルゼンチン最古のコルドバ大学があり、古めかしい巨大なビルが立ち並んでいて、大学町の様な趣きだ。大学とくっついて高校もある。
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                   コルドバ大学の中庭           
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                   コルドバ大学の内部は近代的
昼食はコロン広場前のカフェで、夕食もやはり広場そばのレストランですませた。昼食の方は地球の歩き方ご推薦のカフェだけあって美味しかった。夕食の方は8時開店と同時に入ったら、次々とアサド用の薪を運び込んでくる。
「今から肉を焼くんじゃ、えらく時間がかかわるよ」と言ったのに、夫はアサドを注文。案の定、1時間待たされてから、火の通りの早いチョリソーやチキンだけが来て、あとは焼きあがるまで待てと言う。
私の方はマスのグリルを頼んだのだが、これがただ開いたマスを焼いただけで、全く味がなく、ソースもかかっていない。あきれてウェイターに「ソースはつかないの?」と聞くと「ノー。胡椒をかけるか?」と、胡椒をかけてくれた。
仕方なく塩を降って食べたが、野菜サラダもただ生野菜を盛っただけ。酢とオリーブ油を持って来て、自分でかけて食べろ、だって。
さらに1時間ほどたってやっとアサドが焼き上がったが、これが例の如く巨大な肉の塊。さすがの夫も半分も食べきれずにギブアップ。
ついてない時はついてない。ホテルの隣室で、パーティの二次会をやってるらしく、ドンちゃん騒ぎが聞こえて来る。話声のほうは12時頃聞こえなくなったが、大音響の音楽は続いている。夫の大イビキに慣れっこの私はこの大音響をバックに寝てしまったのだが、2時頃夫がむくっと起き上がり、「フロントに文句を言え」と言う。
まったくもう、都合の悪いことはいつも私に言わせようとするんだから。寝ぼけ眼で「自分で電話してよ」と、いつもの如くやり合ってるうちに、突然音が小さくなった。向こう隣の部屋の人が苦情を言ったのかもね。やれやれ。
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                 コルドバ大学そばの高校生
by ruriwada | 2008-05-21 00:36 | Comments(0)