ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

瑠璃通信2部173 アルゼンチンの税関

8月22日(月)
今日は先週日曜日に行われた大統領予備選挙の振り替え休日。何故選挙の翌日にしないのか不思議に思ってたら、アルゼンチン人いわく、「もし日曜の翌日を休みにしたら、みんな選挙に行かずに旅行に行ってしまう」  さもありなん。
と言う訳でセントロ日系も休みなので、茨城県副知事をエセイサ空港までお出迎えの仲間入り。便の到着後えらく時間がかかると思っていたら、税関で箱の中まで開けて調べられたのだそうだ。
エセイサ空港の税関は前回滞在中はワイロが横行して悪名が高かった。私も一度、職員から「自分について来い」と言って、別の出口から出してくれた後、「10ドルくれ」と言われた事がある。
びっくりして思わず「ノー」と言うと、「ノ-?」聞き返され、重ねて「ノー」と言ったら、むっとした顔をして行ってしまった。
日系人の友人達に話したら、「よほど気の弱い税官吏か初犯だったのかも。普通だったら逆ギレして100ドルは取られるところよ」と脅かされてしまった。その後間もなく、10人程の税間職員が逮捕された。抜き打ち検査をしたところ、彼らのポケットには各自数千ドルの現ナマが入っていたのだそうだ。
それからしばらくの間、税関はフリーパスだった。さらにもう1回複数の税官吏が逮捕されてからは、ワイロの話は聞かなくなった。最近の税関は出口でX線検査の後、大半はそのまま外に出られるが、金持ちそうな外国人は徹底的に調べられている。
アルゼンチンでは外国製品が無税で入るのを警戒しているのだ。特に電化製品は箱に入れたままだと、えらく高い関税をかけられるから要注意だ。
私は何十回も税関を通ったが一度も調べられた事がない。どう見ても金持ちには見えないんだろうなー。ハムレットじゃないが、喜ぶべきか、悲しむべきか、それが問題だ・・
f0135018_1221525.jpg

                   ホテル・アメリアン(料理はなかなか美味しかった)
ところで、茨城県人会は今年で発足50周年。本当は6月に知事が来られるはずだったが、大震災で急遽取り止めになり、県人会の人達はがっかりしておられた。
それがブラジルでの式典に副知事が来られる事になり、アルゼンチンにも1泊で立ち寄られる事になったのだ。
夜はレコンキスタ通りのアメリアンホテルで歓迎会(勿論各自自費である)。会長のウンベルトの愉快な司会で会は大いに盛り上がる。3月11日の大震災直前まで日本に留学していたロミナはプロの歌手級の歌い手で、歌唱力のある素晴らしい歌を披露してくれた。
ともあれ、めでたいこっちゃ。
8月23日(火)
マキシとの交換授業が終わるのは1時。副知事達は朝から県人会のメンバーが市内見物のお供をして、2時にボカから空港へ向かう予定。私もお見送りするつもりでいたが、万が一遅れたら悪いので(何しろブエノスアイレスの町では年中どこかでデモをやってるので、いつ交通止めになるか分からない)お断りした。
マキシとの交換授業は楽しい。彼は30才の英語ースペイン語の通訳、翻訳家。週に4日は夜中にミロンガを踊りに行くと言う、元気いっぱいの若者だ。礼儀正しく、アルゼンチン人にしては珍しく、時間をちゃんと守る。
日本語の習得にも熱心だが、私にスペイン語を教えるのにも熱心で、いつも2時間はあっという間に過ぎてしまう。
滅多にメールも寄こさない薄情な実の息子より、この代理息子の方がずーっと可愛い。
こら、息子よ、少しは反省せよ。
亭主は自分の留守中にハンサムな青年がやって来るので、良い年をして、かなりヤキモキしてるようだ。ハハハ
f0135018_1241260.jpg

街角光景。ブエノスアイレス名物の犬の散歩屋。さすがに20匹連れてるのは珍しい
Commented by よいこ at 2011-09-03 05:56 x
 こんにちは。代理息子さんのスペイン語授業 いいですね。
日本は今 台風がきています。はやく過ぎ去るといいのですが・・・
 
 アルゼンチンの税関の話 いろいろききますが、本当にお金を要求されることがあるんですね。びっくりです。

 アルゼンチン生活、たのしまれてください。
by ruriwada | 2011-09-01 01:25 | Comments(1)