ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

瑠璃通信2部 116 ボリビア② コチャバンバからラパスへ

19日(金)はコチャバンバ市内見物。今にも崩れ落ちそうな古い修道院に入った。屋根の形など、これまで見たことがない形式で、世界遺産に登録されて当然に思えるが、推薦する人がいないのか登録されていないようだ。
「写真を写したかったら、入場料と同じ20ボリビ払え」と言うので断る。こっそり屋根を撮ろうと思ったが、ガードマンがぴったりくっついて回るのであきらめた。
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                          古い修道院。内部も今にも崩れそう
街中をカラフルな乗り合いバスがひっきりなしに走っている。外見が派手で一見綺麗に見えるが、中はおんぼろで、車体を塗り替えただけなのだそうだ。
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                          市内を走るカラフルな車は全部乗り合いバス
あちこちでフェスティバルをやっていて、賑やかなフォルクローレの音楽が演奏され、民族衣装を着た人達が踊っている。
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繁華街からほんのちょっと離れた閑静なレストラン「スクレマンタ(チェーン店らしい)」のテラスカフェで、ボリビア名物のChairo(牛のスジ肉入りスープ)を食べる。なかなか乙な味のスープである。この他にやはり名物のシルパンチョ(ご飯の上に巨大薄切り牛肉と目玉焼き2個が乗ってるのが普通とか。この場合はさらにチキンがどかっと乗っていた)を頼んだが、見ただけでげんなり。4人でも半分も食べれなかった。
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レストラン「スクレマンタ」
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                            一人前でこのボリューム
Hさん宅に帰ってから、土産品バザールで買ったカーニバルのディアブロ(悪魔)の人形の、かんじんな頭部がないことに気がついた。夫とHさんが、もしかしたら包み忘れたのかも、と取りに戻ったが、女店員は「確かに入れた。店にも落ちてない」と譲らない。
「それでは頭部だけ売ってくれ」と言ったら、30ボリビだと言うのだそうだ。本体が35ボリビだったのに、そりゃないでしょうと、二人でがんばったが、まけてくれなかったのであきらめて帰って来たという。本当は入れ忘れたのに、二度売りしようとしたのかも。
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    カーニバルのディアブロ(悪魔)の仮面をつけた人形

コチャバンバを夕方8時半の飛行機で発ちラパス市へ向かう。ラパスの飛行場は海抜4,200mのエル・アルトにある。初めて来た人はここに30分以上いると大変らしい。頭痛に吐き気、めまい、ひどい場合はあの世行きだって。
友人の話では、目が回って立っていられなくなり、思考が鈍って何も考えられなくなったとか。酸素を吸入して低地に移ればすぐに回復するそうだ。まったく、なんでこんな高地に飛行場を作ったんだろうね。
飛行機も気圧の関係で燃料を満タンにすると爆発するので、少し積んで、サンタクルスなどの低地で補充するのだそうだ。だからラパスには大型飛行機は発着しないのだろう。飲みかけのペットボトルのビンは少しするとべこべこへこんでくる。コチャバンバでもご飯は圧力釜を使わないと生煮えになってしまうそうだ。
迎えの車で20分も走ると、眼下にラパス市が見えてきた。ラパス市は空港より600メートル低い3600メートルだ。ラパス市もすり鉢状になっていて、底がセントロで金持ちはなるべく低い土地に住み、貧乏人ほど高い場所に住んでるそうだ。
盆地の底辺は楕円形にキラキラひときわ明るくきらめき、まさに巨大なダイヤモンドリングのようだ。あまりの美しさに思わずため息が出る。運転手が絶好のカメラポイントで車を停めてくれたが、暗闇でカメラをいじったら、カメラがいかれてしまった・・・残念無念。
ラパス市内の「プラサホテル」にチェックイン。チェックイン中ボーイさんがコカ茶を持って来てくれた。ロビーの奥のレストラン入り口にコカ葉とコカ茶が常時置いてあり、客はいつでも飲めるようになっている。
ここで誤解のないように言っておくけど、コカ葉にはコカインのような幻覚作用や習慣性はない。日本の茶葉と同じような物だ。ただこれを飲まないと高山病になるのは間違いないようだ。
部屋にペットボトル入りの水が2本サービスで置いてあったので、これにコチャバンバで買ってきたコカ茶をつめ、絶えず喉をうるおす。何故かやたら喉が渇くのだ。高山病の特徴は血液に酸素が不足してドロドロ状態になるので、大量の水分を補う必要があるそうだが、喉が渇くのは体の自衛本能かも。
昼間は暑いくらいだったが、10時ごろ急に雹が降ってきた。ラパスの天候は急変するので、常時上着を持参したほうが良いようだ。
明け方3時ごろ頭痛で目が覚めたが、鎮痛剤を飲んだらすぐ治まった。夫の方は歩く時息切れがするが頭痛はないそうだ。高山病も人によって症状が違うらしい。
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ボリビア名物のサルテーニャ。エンパナダのお化け?それとも巨大ギョウーザ?
Commented by よいこ at 2010-12-04 07:13 x
 ラパスの飛行場は海抜4,200mなんですね。すごい高いですね。
高山病大丈夫でしたか。ラパスも富士山の頂上より高いんですね。

 それにしてもサルテーニャおいしそうですね。でもみんなお料理はボリュームがありそうですね。
Commented by ruriwada at 2010-12-05 01:14
ラパスの町は急坂が多く、数歩歩くと息切れがしましたが、幸い二人とも高山病は軽くてすみました。ブエノスに戻ってまさに生還したと言う感じです。
by ruriwada | 2010-12-03 23:04 | Comments(2)