ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

瑠璃通信2部 17 審査員

クリスマス前のある日、セントロ日系に顔を出したら、日本語コンテストの審査員をやってくれないかと頼まれてしまった。
セントロ日系ではアルゼンチン人向けに日本語クラス、習字やマンガなどの日本文化、日本人向けにスペイン語クラスとタンゴの踊りを教えている。私はここでブエノスアイレス大学の教授からスペイン語の個人レッスンを受けている。
セントロ日系では毎年12月に生徒たちの発表会が行われるのだが、メインは日本語クラスの日本語コンテストだ。
ブエノスアイレスでは現在日本語ブーム。日本語クラスはどこも大盛況だが、日系1世の方達は大部分亡くなったりか高齢だ。2世で話せるのはごく少数、しかも話せても漢字が書けないし話し方も変。
純(?)日本人は絶滅品種という訳で、審査員を探していたがなかなか見つからなかったらしい。審査員は4人で、一人は日本語の先生、一人はセントロ日系の2世。もう一人はやはり急に頼まれたという日本人青年で、ミュージシャン。タンゴギターを習いに1年前に来亜したとのこと。
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     アルゼンチン人達による和太鼓
会は2時半頃から始まり、和太鼓、タンゴダンスの発表に続いて、8クラスの日本語クラスによる寸劇や歌が発表された。上級クラスの人達の日本語はびっくりするほど上手で、外人特有のアクセントもなく、流暢な日本語で話す。一番長い人で日本語を始めて3年と聞いて、さらにびっくり。
コンテスト終了後の受賞者への優勝杯の授与や、メダルを首にかけてあげる名誉も与えられ、貴重な経験をさせてもらった。
終了は8時半過ぎで、6時間に及ぶ長作業だったが、楽しくて少しも疲れを感じなかった。
数日後セントロ日系に行ったら、責任者のリカルドが「ありがとう」と言って、首からメダルを下げてくれた。良く見たら金紙に包まれたメダル型のチョコレートだった。
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 街中風景(某国大使館・・昔はアルゼンチンの金持ちの私邸)
ブエノスアイレスにはこんな豪邸が沢山ある。現在は大部分が公有になっている
by ruriwada | 2009-12-27 23:11 | Comments(0)