ハッスルおばあちゃんのアルゼンチン日記


by ruriwada

瑠璃通信2部 11 オムニブス

夫の仕事先の財団のオフィスは5月広場近くだが、本部はブエノスアイレスから800キロのサンルイス州の田舎町、メルローにある約70万坪の公園だ。ボスのAさんの寄付だと言うのでびっくり仰天。
夫が11月1日から5日までそこに出張することになり、Aさんが「皆に紹介したいからぜひ奥さんも」と言われ、バスで一緒に行った。
レティロのオムニブスターミナル(長距離バス発着所)を夜9時頃出発。30分もすると先ず食前酒のシェリーが配られ、その後すぐ、ワインつきディナーとデザートが出る。なかなか美味しいが、量が多すぎて食べきれない。
食事が終わって1時間もすると消灯。座席はカマ(ベッド)と言われ、水平に寝れるので快適だ。約10時間の旅で190ペソ(約5千円)だ。
アルゼンチンでつくづく素晴らしいと思うのは、この長距離バスだ。ブエノスアイレスのターミナルからは、多くのバス会社の2階建ての長距離バスが、アルゼンチンのあらゆる地方へ向けて、ひっきりなしに出発して行く。
たいてい夜出発して、明け方目的地に着く。朝はコーヒーや紅茶に簡単な朝食も出る。
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              オムニブス(長距離バス)ターミナルから出発するバス。乗り場は約70ある。
by ruriwada | 2009-12-03 08:30 | Comments(0)